今日の新着Firefox拡張機能はGoogle Calendar Notifierです。
これはGoogleカレンダーに登録している予定のうち、今日の分の予定をステータスバーに表示&通知します。
公開している通常版の他に開発版もリリースされていますので、今回は開発版のほうを紹介します。開発版(Ver2)では複数のカレンダーを登録できるようになります。なお、開発版はダウンロードリンクが制作者サイトにも掲載されていません。制作者さんにメールすると教えていただけるようですが、勘のいい人はメールせずとも…(以下略)。
Google Calendar Notifierをインストール後にカレンダーを登録する必要があります。登録手順は以下の通り。
- Googleカレンダーを開き、ページ左下に表示してあるカレンダーリストから登録したいカレンダーの「▼」ボタンをクリックする。
- 表示されたメニューから「calendar settings」をクリックする。
- 「Private Address」欄の「XML」アイコンを右クリックし、リンクURLをコピーする。
- Google Calendar Notifierの設定を開き、カレンダー登録フォームのLabel欄にはカレンダー名(日本語不可)、Color欄は好きな色を選択、XML Url欄には(3.)でコピーしたURLを記入して、「Add」ボタンでカレンダーを追加する。
なお、XML Urlの末尾(basic)は必要ありませんが、自動で削除してくれるのでそのままでも構いません。また、自分以外のカレンダーを登録する場合は「Calendar Address」欄のXML URLを登録してください。ただし、全ての情報が全ての人に公開されている共有設定のカレンダー以外は登録できません。指定した人以外には公開していない知人のカレンダーなどではエラーになってしまいますのでご注意を。
使用する前に設定の「Timezone Options」タブでタイムゾーンを設定する必要がありますが、現在のバージョン(公開版含む)では日本の「GMT+09:00」に対応していません。近いうちに対応されると思いますが、このタイムゾーンを正しく設定しないと表示される時間の範囲がずれてしまうため、カレンダーに登録している予定が正しく表示されなくなります。
ステータスバーに今日の分の予定が何件あるか(あったか)が表示され、アイコンにマウスカーソルを重ねると今日の分の予定が色別に表示されます。予定の時刻まで指定した時間(分)前になると通知させることもできます。ステータスバーに表示される「event(s)」はジャマなので、Gmail Managerのように数字だけが表示されるといいのですが…。
あらかじめGoogleカレンダーを開いておけば予定に合わせて通知してくれますが、開いていなくても今日の予定を確認&通知してくれるのはかなり便利だと思います。これで、不特定多数へ共有していないカレンダーが登録できるようになればカンペキですが、まずは安定して使えるものがリリースされるのを待ちたいと思います。
Ver2.2にて日本のタイムゾーン「GMT+09:00」が追加されました。また、今日の予定がある場合に件数とともに表示される「event(s)」を隠すことができるオプションも追加されました。この2点の修正により使い勝手がかなり良くなったと思います。
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