どうしてしまったのでしょう、ソニー・エリクソンがあれほど否定的だった Xperia X10に向けてのアップデートを方針転換しましたよ、なんと公式ブログにて
Android 2.3 Gingerbreadへのアップデートを行うと正式に発表しました。昨年11月に Android 2.1へのアップデートがやっとの思いで適用され、数ヵ月後の今年1月にはソニエリ公式ツイッターにて
アップデートはしませんという死の宣告を受けた不遇の端末でしたが何とか救われる事となりそうです。
アップデート予定日は
今年の第2四半期末~第3四半期初め(7月~10月頃)を予定。
但し、この予定はキャリア向けにカスタマイズされていない "generic trade"バージョン向けのアップデートとなり、カスタマイズされた Xperia X10については後ほど報告するとの事。
アップデート出来ない人も中にはいるかもしれないと言う部分が強調されている。
さらに Android2.1から 2.3にアップデートする事によって失われる機能については以下のとおり
消失機能
- カメラが Android標準のものとなるため顔認識やスマイルシャッターなどの機能が消失
- Moxier が GingerbreadのEAS機能に入れ替わる
- Mediascapeは2011年モデルと同じものに入れ替わる
- DRMに保存された個人情報などのコンテンツがアップデートで消失
- バックアップ、クライアント復元機能のサポートが未対応、つまり消失
- サポートされる双方向言語が減る
その他・備考
- アップデート後に元に戻す事は出来ない
- Android 2.3 以降のアップデートは無理
- Xperia Mini / Mini Pro / X8 へのアップデートはなし
- アップデートはPCを通して行われる
不明な点も多く無理やりにでもアップデートしてやろうという企業努力がヒシヒシと伝わってきます、ユーザーの声を受けての方針転換は非常に好感が持てるところ、これで海外ユーザーの怒りも静まるかもしれません。
但し「
キャリア向けにカスタマイズされていない端末が対象」と「
出来ない人も中にはいるかもしれない」と予防線が張られているところが気になります、ドコモの「
Xperia SO-01B」がどちらに該当するのか、今後一番の注目点となりそうです。
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sonyericsson.com
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