HTCに激震
「HTC One」などで日本でもお馴染みの台湾HTC社が大変なことになっています。
同社の副ゼネラルマネジャー「建志林(画像)」、研究部門ディレクター「呉建弘」、デザイン担当「黄弘」ら幹部職員5人が、同社の機密を盗んでいた窃盗の疑いと、横領の疑いで台湾警察に逮捕されました。
この5人は中国本土に新しい携帯電話のデザイン会社を設立するために犯行に及んでいたとされており、具体的にはユーザーインターフェース「seans 6」に関する機密を盗もうとしていたと報じられています。また、中国にHTCの技術を持ち込むため、中国の地方政府と協力していた疑いもあるとのこと。
この他にも、5人は「HTC One」の筐体を自社でデザインしながら、外注に任せたように偽装してHTC本社に請求書を提出し、その金を山分けにしていたという横領の疑惑についても取り調べを受けています。HTCによると34万ドルにのぼる偽の領収書を使用していたとのこと。
HTCは業務に影響はないと述べたそうです。
ちなみに9月4日に開催されるIFA2013では「HTC One max」が発表される見込み。
これ以降の端末がどうなるのか、HTCファンにとっては不安になる出来事です。
[
台湾タイムス]
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