ヘヴィ・トリップII 俺たち北欧メタル危機一発!

劇場公開日:

解説

田舎のメタルバンドが巨大メタルフェスへの出場を目指して繰り広げる珍道中を描いた、2019年公開のフィンランド映画「ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル!」の続編。

ライブ直後に逮捕されたメタルバンド「インペイルド・レクタム」のメンバーたち。服役中の彼らは超商業主義のプロデューサーから、ドイツで話題のメタルフェス「ヴァッケン・オープン・エア」への出演をオファーされるが、準備不足とその過剰な商業主義、そして獄中にいることを理由に辞退する。そんな矢先、バンドでギターを担当するロットヴォネンの父が病に倒れ、実家のトナカイ粉砕場兼スタジオが消滅の危機に陥ったため、彼らは脱獄を決意。しかし巨大音楽ビジネスに巻き込まれたことでメンバー間に軋轢が生じ、バンドは存続の危機に陥ってしまう。

フィンランドのメタルバンド「MORS SUBITA」のミカ・ラマサーリが前作に引き続き劇中音楽を手がけ、スウェーデンのオカルトロックバンド「YEAR OF THE GOAT」が劇伴を担当。さらに、日本のメタルダンスユニット「BABYMETAL」が重要な役どころで出演する。

2024年製作/96分/G/フィンランド
原題または英題:Hevimpi reissu
配給:SPACE SHOWER FILMS
劇場公開日:2024年12月20日

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(C)2024 Making Movies, Heimathafen Film, Mutant Koala Pictures, Umedia, Soul Food

映画レビュー

4.0久々のメタル映画。良いコメディ。

2024年12月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

バンド愛ですね。邦画でやるならあの役は高畑淳子さん一択ですね(笑)ベビメタちゃん優しいなぁ

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ぐるもこ

3.5刑務所

2024年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

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kame

4.0まさかの超凱旋‼

2024年12月29日
Androidアプリから投稿

笑える

楽しい

前回のドタバタで投獄されてしまったインペイルド・レクタム。しかし、ギターのロットヴォネンの父が倒れ、経営する農場兼スタジオも消滅の危機に。解決の為脱獄しフェスのギャラを稼ぐ為、怪しいプロデューサーの話にのるメンバー達だったが…といった物語。

超掘り出し物作品となった前作から5年、まさかの第二弾が登場‼
果たして、前回を越えてくれるのか…!?

開始早々、荒れ狂う波の様子から大作感が漂うが、次のシーンでは早くもお約束コメディw
さらに嬉しいことに、前作でも存在感を放っていたドッケンねえさんが今回は大活躍‼

お笑い的な側面で言えば、前作が強すぎた為にそこまでには及ばなかったが、今回も要所要所でクスクスとさせてくれるし、無駄にポストをぶっ飛ばす所や、誰もが入りたくなる刑務所に…には声を出して笑ってしまったw

それでいて、業界の闇を垣間見せてくれたり、バンドならあるあるのメンバー間の軋轢や、それ以上に仲間を想う気持ちなんかも伝わってきて、意外にもグッとこさせられた。

それでもやっぱり笑えるのが一番ですね。登場人物は皆良キャラだし、パシ…いやクシュトラックスの素直というか直球な場面は前回に引き続き何度も笑わせてくれました。そういえば、トゥロの緊張しぃは改善されたの?あのゲ○シーンはお気に入りだったんだけどなぁ。

そして今後、彼らがよいパフォーマンスをすればするほど治安が悪くなってしまいそうで心配ですねw

とにかく、前作があまりに良すぎたのでそれを越えてくることは流石になかったけれど、それでも笑いあり感動ありで十二分に面白かった傑作だった。

第3段も是非お願いしたい‼

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共感した! 4件)
MAR

3.5【”インペイルド・レクタム(直腸陥没)来たりてヘヴィメタル!君はあの超低音デスヴォイスに耐えられるか!”刑務所に収監、脱獄した彼らに伸びる悪魔の誘いと、追う凶暴な女看守を描いたおバカムービー再降誕。】

2024年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

幸せ

ー イヤア、マサカの”ヘヴィ・トリップ”の第二作である。ビックリ!だーが、愛知県では現在一館しか上映していないので、イオンシネマで一月三日に掛かるまで待とうと思ったが、ヤッパリ気になるので、わざわざ大都会まで行って観て来たんだよーん。ー

■前作の行いにより、刑務所に収監中のインペイルド・レクタムのトゥロ、ロット、クシュトラックス、オウラの4人。
 そんな彼らの所に、商業主義&パクリ大得意のプロデューサー、フィストがやって来てドイツのフェス、ヴァッケンへの出演を5万ユーロで依頼する。トナカイ農家のロットの父が脳溢血で倒れピンチの中、彼らは脱獄を決意するのであーる。。

◆感想<Caution!内容に触れています。どーでも良いけど、一応ね!!>

・冒頭のフィヨルドに叩きつけられる大波の中、流れる曲が無茶苦茶格好良い。そこから、イキナリ刑務所内で演奏するインペイルド・レクタム。キビシイ女看守ドッケンが監視する中、彼らはダンス・ミュージックを演奏し始め、囚人たちは手に手を取って踊り出す。
 だーが、ドッケンが居なくなった途端に、怒涛のデスヴォイスヘビーメタルを演奏する4人組。ドッケンが戻って来てバシバシにヤラレルも”サビまでもう少しだったな。”だと。クスクス。

・で、彼らはドッケンから鍵を盗んでロットがそれを呑み込んで、脱獄する。相変わらずおバカな脱獄シーンである。クスクス。

・今作では、商業主義に染まったプロデューサーフィストと、彼がプロデュースする商業主義に染まってしまった有名ヘヴィメタルバンド“ブラッド・モーター”がじゃじゃーんと登場するが、ブラッド・モーターのボーカル、ロブの超絶低音ヴォイスが凄い。
 なんたって、声を発する度にガスを吸っているのだが、何じゃらほい?と思ったらヘリウムガスだそうである。それで、あの超絶低音ヴォイスかーい。クスクス。

■フィストの誘いをキッパリ断るクシュトラックス(元、図書館員で刑務所でもヘヴィメタルの本を貸し出している。)がヤッパリ格好良い!と思ったら、ナント日本の女性メタルダンスユニット「BABYMETAL」の演奏を聴いて、気にいっちゃったみたいで足でリズムを取っているシーンも可笑しい。
 - 「BABYMETAL」のムッチャ格好良い演奏シーンが観れてとても嬉しい。世界に認められたジャパニーズガールズメタルバンドだからね!今作の監督が彼女たちの大ファンで、直に出演交渉をしたそうである。-

・彼らを執拗に追って来る女看守ドッケンもどこか可笑しい。愛車を盗まれて延々とインペイルド・レクタムの4人組を追って来る姿。

<そして、何だかんだ在りながらも、ブラッド・モーターのボーカル、ロブはヘリウムガスを吸わずにフィストに何を言っているのか分からないがモーレツに抗議し、超絶低音ヴォイス周波で、フィストを溶かし(何じゃそりゃ!)インペイルド・レクタムは解散の危機を乗り越えて、自分達の硬骨のメタルを貫くのであーる。
 今作は、インペイルド・レクタムが商業主義の誘いをキッパリと断り(ホントは色々有って、解散しそうになったけど。)リアルなヘヴィメタル道を進む姿をコミカルに描いた作品である。>

■尚、お兄さん、私を含めたオジサン(一名、ギターケース持参!)は随所で笑っていたが、後ろの席のおねーさん二人は、一切笑いなく俯いて劇場を出て行った事を敢えて記載する次第であーる。

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NOBU

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