ユニクロ本来の仕事
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7月8日の日経新聞に、ユニクロが東レや東京大学と共同で、着用して歩くと通常時よりカロリー消費量が増えるという男性用肌着「イージーエクサ」を開発したことに関する記事が掲載されていました。
Tシャツとパンツの2種類、価格は各1500円。インターネットと100店舗の国内店舗で実験販売を始めたとのことです。
この記事を読んで、おぉ、ワコールのクロスウォーカーの廉価版?と思った方は少なくないはず。
本家のクロスウォーカーは5000円台ですから、ユニクロの価格はその1/3!
チェーンストアシステムを利用して、業界の従来の価格の常識をまずは1/2に、そして、1/3にすることによって地域の大衆の生活を豊かにするのがチェーンストアの使命である。
ユニクロのこれまでの商品戦略の勝ちパターンを見ていると、以前に私も学んだ、チェーンストア理論を日本に広めたペガサスクラブの渥美俊一先生の言葉が思い出されます。
柳井CEOは渥美先生の門下生ではありませんが、日本のアパレル業界におけるチェーンストア理論の体現者で、ユニクロの右にでるものはありません。(ちなみに家具業界では、ニトリの似鳥社長が優等生で有名です)
私は、生活者が支持するのは、ユニクロのこういう仕事だと思っていますし、それをやり続ける限り成長はまだまだ続くと思っています。
フリースしかり、ヒートテックしかり、3990円ジーンズしかり。
だから、ユニクロは、あまり特定の人しか着れない服を作ったり、スケベって、優位性があるわけでもないのに、ファッショントレンドを追いかけ過ぎたり・・・ここでいうところのチェーンストア理論に合わないものにあまり取り組み過ぎてはいけないと思います。
春の店頭と顧客の反応と既存店売上前年比を見ると・・・今年は、ちょっとブレてたかな~?
原点に返って、秋からまた挽回してください。みんな期待してますから。
追伸:この大学との共同研究プロジェクト・・・昔、K大学と研究して長続きしなかったヤツがありましたね。それだけがちょっと引っかかりますますが・・・
関連エントリー-ユニクロの2ヵ月連続既存店売上高2ケタ減と店頭で感じた品ぞろえの違和感
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