ドバイ投資会社イスティスマルが米バーニーズ売却へ
1月25日の日経新聞によると、かつてユニクロのファーストリテイリングに競り勝ち、米百貨店バーニーズニューヨークを買収したアラブ首長国連邦(UAE)ドバイの政府系投資会社イスティスマルが、バーニーズ売却に向けて複数の買い手候補に打診をしていると報道されたことに関する記事が掲載されていました。
記事によると、アメリカの消費が低迷する中、米バーニーズは、過大な負債と本業悪化で、財務状況が悪化。早期の業績回復は期待薄として売却に動いたとみられているようです。
市場関係者は、イスティスマルが、07年9月に9億4230万ドル(約840億円)で買収したバーニーズも現在の適正価値を「3億―4億ドル(1/3程度?)」とみているとのこと。
ファストリの買収参戦は、同社の国際知名度アップに貢献しましたが、結果、あの時買えなくてよかったということになるのでしょうか。
果たして、イスティスマルの売却打診先にファストリは入っているのか?だとしたら、どう判断するのか?
柳井会長も今年はM&Aの好機としており、買収対象は、ユニクロが進出国での店舗拡大のためのプラットフォームになる会社とおっしゃっていますね。
うーん、こういう時期ですので、バーニーズよりは、実を取って、リミテッドブランズが株のマジョリティをファンドに売却したザ・リミテッド・ストアやエクスプレス級のチェーンストアの方がよさそうな気がしますが・・・
バーニーズの売却先、ファストリの買収先それぞれに興味が尽きませんね。
【追記】2月13日の日経MJによると、イスティスマルの持株会社会長は、同売却打診報道を「何も発表しておらず、買い手を探したこともない」と否定したとのこと。
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