ヘッドハンター (第2話・2018/4/23) 感想
テレ東系・ドラマBiz『ヘッドハンター』(公式)
第2話『(未確認)』の感想。
大手企業「大急グループ」の営業統括部長・郷原(高嶋政伸)は間もなく役員という立ち位置だが、気分は浮かない。元はパソコンメーカー・五陽テックの社員だった郷原。大急に吸収合併されたものの、五陽は今も彼の誇りだ。郷原が心を許せる社員は、学生時代からの親友・柳井(正名僕蔵)くらいだった。しかしその柳井に、黒澤(江口洋介)が転職話を持ち掛ける。偶然その会話を耳にした若手社員から報告を受けた郷原は…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本:林宏司(過去作/救命病棟24時2、医龍シリーズ、コーボ・ブルー1・2、BOSS1・2)
演出:星護(過去作/僕の生きる道、僕の歩く道、テミスの剣)
音楽:佐橋俊彦(過去作/ちりとてちん、dinner、テミスの剣)
主題歌:Beverly「Baby don’t cry ~神様に触れる唇~」
『DOCTORS』の絶妙コンビ、高嶋政伸さんと正名僕蔵さん!
高嶋政伸さんと正名僕蔵さんのテレ朝『DOCTORS~最強の名医~』での絶妙なコンビが、全く異なる関係で登場した『ヘッドハンター』の第2話。序盤までは、第1話と同様に “愛社精神” の2人の人生の選択肢が描かれたから、ラストのオチはどうなるのかと大変気になったのだが…
「SAGASU」の描き方が秀逸過ぎる!
前回もとても面白かったのだが、今回で更に面白かったし秀逸だったのが、黒澤が社長を務めるサーチ会社「SAGASU」の描き方。まず、社長の黒澤、専務と経理の灰谷、リサーチャーの美憂、フリー記者の眞城の4人のキャラクターが際立っており、この4人のやり取りだけでも、見ていて楽しい。
その上、物語そのものも、黒澤の単独行動と会社と言うように分割して描くことはなく、しっかりと「SAGASU」が中心にあって各自が動いているから、全体に常にヘッドハントのドラマであることが描かれる。
だから、因縁の関係であるらしい大手転職斡旋会社である「ブリッジ」の赤城 響子が物語にグイっと食い込んで来ても、単純な大手と零細の対立構造に見えない。本当に、「SAGASU」の描き方が秀逸だ。
オチを終盤まで全く想像させない脚本と演出も素晴らしい!
そして、今回の物語。前回は “愛社精神” の2人にハッピーエンドが設定されたが、今回は高嶋政伸さん演じる郷原が可哀想な結末に。そして、正名僕蔵さん演じる柳井は、黒澤の妙案で見事転職成功。こう言うオチもある訳だ。そして、このオチを終盤まで全く想像させない脚本と演出も素晴らしい。第2話もお見事と言うしかない。
あとがき
順調に私の期待度、星★5つを裏切らない仕上がりに大満足です。いよいよ次回から「一話完結」と「連ドラ」の面白さの両方が際立ってきそう。とやはり、今期のドラマでは面白さと安定感で際立っています。次回にも大いに期待します。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
Baby don't cry ~神様に触れる唇~ Beverly
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/11281/
【これまでの感想】
第1話
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