ストロベリーナイト (第7話 2/21) 感想
1/10からフジで始まったドラマ『ストロベリーナイト』(公式)の第7話『悪しき実 1』の感想。なお、誉田哲也氏の原作小説はすべて未読。
だから「2週またぎ」はやめた方が良いと言ったのに…
折角先週は「1話完結」で良かったのに、また「2週またぎ」か。もう「前後編」はテンポも悪く内容が薄まるだけだけってのは、何足も革靴を履き潰して実感している事実なのに…
いくら「2週またぎ」にしても、前編の中盤で謎の女・春川美津代(木村多江)を登場させた時点で、右半身の死後硬直の謎も薄々見えちゃうし、私書箱から殺害された人物たちの隠し撮り写真が見つかれば、岸谷清次(松田賢二)の裏の顔も想像できちゃうし…
日下 VS 玲子ちゃんファンクラブ
どうやら、今回は日下(遠藤憲一)にカッコいいセリフを言わせたい回らしい。前編ではこれでもかって地べたに這いつくばった地道な捜査をし、後編ではいきなり「刑事の勘」で真相に迫る。そして最後に決め台詞って感じだろう。
まあ今回から「姫川ファンクラブ」へ井岡(生瀬勝久)の加入で、かなりミーハーな「玲子ちゃんファンクラブ」にヴァージョンアップさせ、硬派の日下との対比を描くのはよしとして、2週もいるのか?
どうでも良いことで次週に引っ張られてもなぁ…
予告編も観ちゃうと、前編と合わせて、刑事ドラマ好きなら事件の全容はほぼ想像できちゃうでしょ。わからないのは、事件のごく僅かな部分で、言わばどうでも良いこと。そこで次週に引っ張られても引き延ばしにしか過ぎないし…
更に、登場人物も歩き回ってるシーンだけで、これと言った捜査も推理もせず、ただ台詞だけで事件の説明をしてる印象しかない。こうなると刑事ドラマと言うより、刑事たちが主役のドラマってだけになってしまう…
原作は横へ置いておくとして、どうも脚本と演出に面白味を感じません。
ただ最初に事件が起きて、酒場で会議して聞き込みして、あれこれ対立して、台詞で事件のあらましを語って、姫川の喜怒哀楽に姫川ファンクラブが一喜一憂して、決め台詞で終了。
これがパターン化しちゃってませんか?もう少し脚本も演出も考えて欲しいです。
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件 [文庫]
殺ったのはおまえだ―修羅となりし者たち、宿命の9事件 [文庫]
悪魔が殺せとささやいた―渦巻く憎悪、非業の14事件 [文庫]
BI心理分析官―異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記 [文庫]
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