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センシティブな作品

幽霊

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ゆうれい

幽霊の絵に付くタグ。pixivでは、性別や姿かたち(人間や妖怪)を問わず、様々なタイプの幽霊が描かれている。

伝統的な日本の幽霊像

センシティブな作品

死亡した人間の肉体から離れたが、この世へ未練(何らかの恨みや、遺族や恋人への心配等)や、成仏するためのフラグ不足で現世に留まったもの。亡霊。姿かたちは生前と同じ場合が多いが、若干透けている。「犬の幽霊」「馬の幽霊」という場合もあるが、主に人間であった者を指す場合が多い。

髪の毛はロングヘアで、額に天冠(白い三角頭巾)を付け、死装束を着た女性。

の木や人魂等も、伝統的な幽霊に重要と言える。

東海道中四谷怪談』の「お岩さん」の腫れ上がった顔や、一時期世間を震撼させた『リング』の「貞子」のイメージも大きい。

幽霊には足が無い

この概念は、円山応挙の描いた「幽霊図」で広まり、それ後の幽霊画は足が描かれない事が多い。

しかし、その構図は古くから存在している。

現存する最古の足のない幽霊の絵は、1673年に描かれた本の挿絵である。

ちなみに伝統的な幽霊画を描く際、和服では左前に描くのが正しい。

より詳しくは ⇨ こちら

海外の幽霊像

英訳としてはゴースト(Ghost「魂」)やスピリット(Spirit「魂」「精神」)が最も当てはまる。

F-4戦闘機の名称としても知られるファントム(Phantomファンタジー」が語源であり、幽霊より広い意味を持つ)も用いられている。

スーパーロボット大戦』シリーズでお馴染みのゲシュペンスト(gespenst)も、ドイツ語で「幽霊」を意味している。

各言語での呼び名

言語カナ表記綴り
英語ゴースト / スペクター / ファントム / アパリションGhost, Specter, Phantom, Apparition
ドイツ語ゲシュペンストGespenst
フランス語ファントムFantome, Fantôme
ソレソ語(ソルレソル)ミシラレMisilare
イタリア語ファンタズマFantasma
スペイン語ファンタスマFantasma
ラテン語マーネース / ラルウァ / ラルワ / イマーゴー / レムレース / スピリトゥスManes, Larva, Imago, Lemures, Spiritus
フィンランド語クンミトゥスKummitus
チェコ語プシーズラクPrizrak, Přízrak
ハンガリー語キーシェールテトKisertet, Kísértet
ポーランド語ドゥフDuch
トルコ語ハヤレットゥ / ハヤレットHayalet
アラビア語シャバハShabah
ヒンディー語ブート / ブータBhoot, Bhuta
タイ語ピーPhi
ベトナム語マーMa
中国語鬼(クェイ)Gui
アイヌ語アイヌトゥカプ / アイヌライトゥカプ / アナイシリ / アイシリカムイ / ライカムイAynutukap, Anaysir, Aysirkamuy, Raykamuy
韓国語クィシン / ユリョンGwisin, Yuryeong
マレー語インドネシア語ハントゥHantu
タガログ語ムルトMulto
スワヒリ語ムジムMzimu
ズールー語イシポキIsipoki
マダガスカル語マトゥアトゥアMatoatoa
ナワトル語トラカネシュキミリTlacanexquimilli, Tlācanēxquimilli
ハワイ語ラプLapu
パラオ語デレブDeleb
ワヘイ語(パプアニューギニアのワヘイ族の言語)ヌフイ・ヤボスガス(死霊) / イマ・ヤボスガス(人の霊) / ヌフイクゴゴ・ヤボスガス(男性死者の霊) / ヌケイグホ・ヤボスガス(男性祖先の霊) / ヌフイクスゴ・ヤボスガス(女性死者の霊) / ヌケイスホ・ヤボスガス(女性祖先の霊)Nuxui Yabosgas, Ima Yabosgas, Nuxuikujojo Yabosgas, Nukeijuxo Yabosgas, Nuxuikusujo Yabosgas, Nukeisuxo Yabosgas
アミ語カワスKawas
クバラン語クイト / クウィト / ムテレルKuit, Kuwit, Mtellel
サアロア語イリチュIhlicu
サイシャット語ハボンHabon
タイヤル語ウトゥフUtux
ツォウ語ヒツHicu
パイワン語ガラリGalalj
パゼッヘ語サミアン / ダヘダヘSamian, Daxedaxe
ブヌン語ハニトゥ / ハニト / ハニド / カニトゥHanitu, Hanito, Hanido, Qanitu
ルカイ語ガルラレGalrale

現代的な幽霊像

オカルトブームの影響で、様々な幽霊が増えた。

閻魔からの裁きによって土地に縛り付けられたり、未練の内容(原因)が生前の土地家屋などの不動産、あるいはそれらに付随する記憶(執着思い出)などにあり、その場所から動けない場合には地縛霊と呼ばれる。

逆に未練の内容が生前の人間関係などにあり、その関係者に取り憑いている場合には憑依霊と呼ばれる。ただ、憑依霊の中でも対象者を様々な危難から守護する目的で憑いている場合には守護霊と称される。

逆にこれらとは全く正反対に、生への未練と執着だけ(あるいはあの世に行く方法が解らないなどの理由で)で現世に留まり、移動や憑依に制限が無い(どこに行こうと誰に憑こうと自らの意思の赴くまま)の幽霊は浮遊霊と呼ばれる。

肉体は生きており幽体離脱している、等の場合は生霊として区別される。

フィクションに幽霊キャラが登場する事もある。

その場合、主人公や異性との恋愛フラグが立つことも少なくないが、そこはやはり生者と死者の隔たりは大きい。

心通せながらも、最後は成仏してしまう悲恋に終わる確率が高い。

感動、泣きフラグとしても使われることが多い。

単純にモンスターの一種として描かれる場合もある。

幽霊系キャラクター

幽霊に関連した能力を持つ生きているキャラクター

※・・・故人だが、生前から能力を持っていたキャラクター。

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