小学生
しょうがくせい
学校教育法29条により、『心身の発達に応じて、義務教育として行われる普通教育のうち基礎的なものを施すことを目的とする』学校と定義されている。
「生徒」と言うこともあるが、法令による呼称は「児童」である。
一般的に1年生~3年生を低学年、4年生~6年生を高学年とする。
一部では3部制に分ける場合もあり、1年生~2年生を低学年、3年生~4年生を中学年、5年生~6年生を高学年とすることも。
満6歳になって、翌日以降の4月1日になった子は、小学校へ入学することになり、義務教育の初期段階となる。
公共施設・公共機関・娯楽施設では小学生以下を子供、それ以上を大人と定めて、値段を分けている。
基本的には国語、算数(中学生以上は数学に相当)、理科(3年生以上)、社会(3年生以上)、
音楽、図工(中学でいう美術とは似て異なる)、体育、生活科(1,2年生のみ)、家庭科(5年生以上)。
また、それ以外でも英語を導入している学校もある。
- 国語
入学したての1年1学期の時期の教科書は全てひらがなで書かれている。
というのも漢字は解禁させていく方針であるためである。
そのため、中学年辺りの教科書は漢字が中途半端に使われていて読み難い。
6年間で習う漢字の数は1026種類である。画数は1から20画。
- 算数
低学年では足し算(+)、引き算(-)、2年生頃からは掛け算(×)、割り算(÷)と、
四則演算を習うことになる。また、0未満である負の数を扱うことはない。
桁数もせいぜい2桁までだが、3年生以降になると桁数も増やし、さらには小数点や分数を学び、
図形も正三角形や平行四辺形や台形も習う。
- 生活科
1992年度(1985年度生まれ以降)から理科と社会に代わって導入された科目である。
小学校2年生までは理科と社会ではなく、生活科を実施することになる。
自分と社会(人々や地域)とのかかわり方や、自然とのかかわり方、活動・表現技法の習得等
- 理科
1992年度以降からは3年生以上が行う科目。
中学のように1分野2分野の分け方はしていない。
理科室を使うのは大体高学年になってからが多い。
火の取り扱いについては1990年代まではアルコールランプを使用していた。
現在はガスコンロを使っている。
- 社会
1992年度以降からは3年生以上が行う科目。
中学年辺りでは地元地域に関して勉強することが多い。
6年生になると日本史的なことを習う、さらに少しだけではあるが政治経済も習うこともある。
- 音楽
大体やるのが「歌」である。
楽器に関してはピアニカを個人で所有することになる。
非常勤の教師が担当することもある。音楽室を使うのは大体高学年になってからが多い。
- 図工
絵を描くことだけでなく、粘土とかで工作とかも行ったりする。
- 体育
学年が上がるごとに授業も次第に厳しくなっていく。
運動会の時期が近くなると他の教科が潰れてこればかりになる。
- 家庭科
5年生になると始まる科目。調理実習の他にミシンを使うこともある。
年齢は6歳から12歳と幅広く、6年間ではあるものの学校生活は体感的に長く感じたであろう。
6歳は幼稚園を卒園したばかりである、方や12歳は中学生に近く、思春期が始まる頃である。
高学年になると先輩ということもありプレッシャーも強くなってしまうことだろう。
都市部では1クラス30人~40人、教諭が不足したため1クラスを削って45人ぐらいに詰め込んだケースもある。
1960年代辺りはクラス数も多く1クラスだけでも50人とかも当たり前にあったとか。
最近では35人制になっている。男女比は大体半々だが、出生率の関係上大体男子が多い。
教諭は教科毎ではなく担任が全て受け持つ。(一部の教科は非常勤の教師が行う場合がある)
時間は大体9時から15~16時まで、1~6時間目まであり45分制。
12時半で大体給食から昼休みになり、午後は14時に始まる。
1990年代後半までは土曜日もあり、午前中までの授業であった。
主に入学式、卒業式、運動会がビッグイベントか。
- 入学式
4月、新1年生を迎える式、新入生はまだ幼稚園を卒園して間もない6歳児達。
子供たちがジッとしていることが苦手でわんぱくで右往左往するため、
その親御さん達の見張りも大変らしいとか・・・。
それ以外は各学年1つ上がることになり、クラス替えも行われる。
学年が上がると変化することもある。2、5、6年生がその一例。
1年生から2年生(7歳)は後輩達が入学し、新1年生と交流することがある。
4年生から5年生(10歳)は家庭科等が始まり、委員会等、同じ学校に居ながらにも色々なことが増えて生活がガラッと変わる時期でもある。
5年生から6年生(11歳)は最高学年となり、小学校生活最後の年を過ごすことになり、下級生のお手本と見せる学年となる。
また、年度が変わる時期であり先生たちの異動も多く、
着任式や離任式、退任式なども行われる。
あくまでも先生たちは公務員(厳密には地方公務員)であり、他校へ異動もするのである。
- 卒業式
6年生達が来年度から中学生へ向ける式。
6年1組で出席番号が1番であった方は「最初に卒業証書を授与される」のである。
その練習量も半端ない。
- 運動会
種目は徒競走、玉入れ、大玉転がし、綱引き、騎馬戦、棒押しなど。
だが、騎馬戦や棒倒しは児童が転落したり負傷してしまう危険性があるため、
2000年以降、安全対策上実施しない学校が増えている。
組体操も問題となっており、こちらも実施しない学校が増えてきている。
開催する時期は5~6月、1990年代までは9~10月に行うことが多かったが、
近年9月は気温30℃超えも多く、時期的には2学期が始まった夏休み明けでもあり、
残暑による練習中に熱中症で倒れてしまう危険があるため、(他にも台風シーズンでもある)
5月や6月に開催する学校も増えている。
- 修学旅行
6年生には修学旅行があり、行き先は地域によって異なる。
東京や京都などが多いが、南関東の小学校は日光(栃木県)が行き先になる。
あまり遠くにはなることはなく半径200km以内になる。
- 夏休み
子供たちにとっては嬉しいビッグイベントである夏休みなのだが、
また、宿題を出されて地獄の最終日で宿題に追われたりする。
pixivでは、ようじょが赤いランドセルを背負った姿や、体操服+ブルマといった姿で書かれていることが多く、また、元から小学生のキャラクター以外にも大人のキャラクターを幼女化した作品にこのタグがついている場合もある。
勿論、普通に小学生を描いている人も中にはいる。
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