三島由紀夫が太宰治を嫌ったのは、性格が似ていたからではないですか。

文学、古典82,614閲覧

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『改造』という雑誌の編集者がふたりをさる宴席で初対面させたところ、三島は太宰に向かって 「君の悩みなどは、器械体操をすれば消し飛んでしまう類のものだ」 という意味の言で牽制したそうなのですが本当でしょうか。 確かに同族嫌悪の面があったのかもしれません。

「お前も太宰と同じだ」と言われた三島は 「そうなんだ同じなんだ」と言ったという話は有名です。 何が同じかはともかく、三島が自分を太宰と同じと考えていたのなら、近親憎悪みたいなものがあったのかも? さらに太宰は二枚目で三島はちょっと顔がアレなのでよけいに悔しかったとか? 松本清張も「俺は五木寛之みたいにいい男じゃない」と気にしていたらしいですし、偉い先生でも人を嫌いなんて言うのは案外単純な理由かも。

性格的な共通点は・・・? 三島は努力の天才でもあったので、技巧に長けた太宰に嫉妬心のようなものは感じていたかもしれません。 太宰は「天然」を装ってますが、じつのところは「技巧」的な作家であったと思います。 そうしたところが三島の癇に障ったのでは、と推測いたします。

作風が全く正反対ですし。 思想と言うか考えが正反対ですし。 同じ死ぬでも方や割腹、もう片方は女と入水大違いです。