色々な家庭の状況がありますが、結果的にあなたは「成長する 自分」より「子供っぽい自分」の方が、親から受け入れてもらい やすいと感じていたのでしょう。 親はどうしても赤ちゃんから育ててきましたから、子供を「幼い者」 「守り・導く者」という感覚でいます。 正直、「いつまでも小さな子供でいてほしい」というのは母親の 本音としてもあると思います。 一人っ子や最初の子供は、どちらかというと親に従順です。 そういう親の心理を、何気なく感じとっているところがあるかもしれ ません。 また末っ子だと、「幼い自分」である方が、楽な立ち位置だと わかっていますから、自然とそう振舞うかもしれません。 ただ、子供も中学生くらいになると、親や大人に対する批判力が育ち、 反発したりしながら、「こども」という殻を脱ぎ捨てていきます。 親は多少葛藤を抱きつつも、いつしかそれを受け入れ、今度は 大人同士の関係を持つようになります。 もしかしたら、あなたはこのプロセスが抜けてしまっていたのかも しれませんね。 優しい穏やかな性格で、親も理性的だったりすると、わざわざ 反発したり、喧嘩にならないのかも。 でも、実際のところあなたはちゃんと社会人として親から離れて生活 しています。 親御さんもあなたの一人暮らしは受け入れているのですから、今の時点で あなたにいつまでも子供でいてとは考えていないと思います。 なのでこのままいけば、徐々に改善していくような気がします。 あと、あなたと同世代の人達と、たくさん話をしてみてください。 精神的に自立した人達がたくさんいて、そういう人達の考えや生き方を 知ることで、あなたも意識が変わっていけるように思います。