こつこつわくわく四季おりおりに

東京下町の片すみの四季おりおりの風景を気ままに。

ふたたび大人の休日倶楽部ひとり旅(4日目、下北半島巡り)

大人の休日倶楽部パスで行く秋田・青森ひとり旅は10月3日、4日目に入りました。
この日は、レンタカーを借りて下北半島の観光地を巡ることにしました。


大湊駅から朝8時過ぎの列車に乗り、お隣の下北駅へ。
下北駅はむつ市の中心で栄えていました。レンタカーを借りて8時30分出発。


まずは仏ケ浦へ。距離は60km。途中からはヘアピンカーブの連続です。
仏ケ浦には9時40分頃に着きました。
駐車場から海岸まで下ること15分。到着しました。
1500万年前に海底火山から噴出した火山灰が押し固められ、それが雨や波で削り取られて形成されたそうです。これは見ごたえがあります。

このあと、社会科見学で訪れた子供たちの集団を見送り、駐車場へ戻ります。
戻りは40分かかると書かれていましたが、15分ほどで上がることができました。


次は大間崎へ。40kmありました。大間崎には11時20分頃到着。結構寒いです。

せっかく大間崎までやってきたので、本場のまぐろを食べない手はありません。
岬の食堂でまぐろといくらの丼を食べました。まぐろは大トロでもあまりしつこくありません。美味しかったです。2,800円なり。


続いて、恐山へ。大間崎からは55kmあります。この道も途中からヘアピンカーブが続きます。恐山には13時に到着しました。
硫黄の匂いが立ち上ります。
山門

本殿


本殿の横から入る地獄めぐり。

宇曽利湖。こちらは極楽。

五智山から見る地蔵殿

無漏館ではイタコの口寄せが行われていて、少し聞くこともできました。


レンタカーの返却までまだ時間があったので、釜臥山展望台に行ってみました。
大きなレーダーは自衛隊の施設。

雨が降り始めましたが、なんとかむつ市内を展望することができました。

左は太平洋、右は陸奥湾。

このあとは、下北駅に戻り、17時過ぎのJRに乗って、野辺地へ。
この日は野辺地の旅館に泊まりました。このあたりの旅館や民宿は工事関係者の長期宿泊客が多かったです。


翌日は旅行の最終日。天気も悪かったので、乗る新幹線を早くして新青森駅から帰りました。

ふたたび大人の休日倶楽部ひとり旅(3日目、太宰治「斜陽館」)

大人の休日倶楽部パスで行く秋田・青森ひとり旅、3日目。
10月2日8時前に五所川原のビジネスホテルを出発。
五所川原駅からは津軽鉄道に乗ります。(大人の休日倶楽部パスは使えません)
この日は雨模様。
津軽鉄道のこの時期は鈴虫列車。ずっと鈴虫のりんりんが聞こえていました。
始発の駅なのに、なかなかの佇まい。

金木駅まで30分ほどの道のり。金木駅に着きました。

10時には少し時間があったので、近くにある太宰治が疎開した家に立ち寄ってみましたが、残念ながら水曜日は閉館でした。


10時になったので太宰治が生まれ暮らした「斜陽館」へ。とても立派です。
太宰の父は、衆議院議員であった津島源右衛門。大地主だったそう。

中庭の庭園も立派。

続いてお隣に建っている津軽三味線会館へ。
ここでも生演奏を聴くことができました。

このあと金木駅に戻りました。

津軽鉄道は「走れメロス号」

このあとは、五所川原駅に戻り、駅横の「でる・そーれ」というお店で若生昆布おにぎりのお弁当を調達。「リゾートしらかみ」に乗っておにぎりを食べながら青森駅へ。おにぎりは塩が効いて美味しかったです。


その後は、14時半過ぎに青い森鉄道に乗って浅虫温泉へ。
駅の前にある「道の駅浅虫温泉・ゆ~さ浅虫」で温泉に浸かりました。
無色のお湯でしたがとても温まりました。360円と言うのも嬉しいところですね。
温まったあとは、ふたたび青い森鉄道とJR大湊線に乗り終点の大湊駅まで。
大湊駅には18時過ぎに到着。そばのホテルに泊まりました。

ふたたび大人の休日倶楽部ひとり旅(2日目、十二湖と五所川原)

大人の休日倶楽部パスで行く秋田・青森ひとり旅の2日目です。
10月1日この日は天気に恵まれました。


8時前に宿を出て、憧れの五能線「リゾートしらかみ」。秋田出発は8時20分。
私も含めてジジババがわんさと旅行する大人の休日倶楽部パスのこの時期、リゾートしらかみの指定席を取るのもギリギリでした。一か月前の1日の8時にアクセスした段階で切符の残りも僅かという状態。団体ツアーが押さえるということもあるんでしょうね。


ともかく初めて乗りました。しかも1号車1番A席。

窓が大きくて見晴らしがよいです。
能代を過ぎる頃には日本海が見えてきて、とおくに風力発電用の大きな風車がたくさん回っていました。

大間越 影の浜。

十二湖駅到着が10時24分。
ここで降り、バスに乗って十二湖に向かうことにしました。バスもまた、ジジババで溢れています。
15分ほどで十二湖到着。

その中でも一番有名な「青池」


確かに水が青いですが、北海道の「青い池」を想像するとちょっと残念です。
でもブナの原生林の中を歩くのは気持ちよいですね。

このあと、バスで引っ返しても良かったのですが、時間もあったので歩いて山を降りることにしました。
更に途中からは道を右に折れて「アオーネ白神十二湖」と呼ばれるリゾート施設を経由することにしました。
良く判らないけど、日本キャニオンが見られるらしいので。
で、下り坂の途中から「日本キャニオン」が見えました。いやちょっと微妙。

十二湖駅に戻り、再び「リゾートしらかみ」に乗ります。今度は3号。

深浦駅あたりは絶景が続きます。

続いて千畳敷に到着。列車は15分停車するので、海岸に降りて散策できました。
ぞろぞろ降りていきます。

コンクリートでできているような感覚です。

更に列車は北上すると、右側に岩木山が綺麗に見えてくるようになりました。

鯵ヶ沢駅から五所川原駅の間は、津軽三味線の生演奏を聴くことができました。
この時も座席が1号車2番だったので間近で聴くことができました。とても良かったです。

15時に五所川原駅に到着。
近くの「立佞武多の館」へ。
23m、19トンの立佞武多(たちねぶた)は圧巻です。

毎年1基ずつ作り、3年間祭りで使って、その後壊すそうです。もったいないけど置いておくスヘースも必要ですからね。


裏側

顔を拡大

とても見ごたえがありました。夏のお祭りにも訪れてみたいです。


夜はお隣のマルコーセンターでお刺身を買って、ビジネスホテルの部屋でのんびりお酒を飲みました。