YAMAGUCHI::weblog

噛み付き地蔵に憧れて、この神の世界にやってきました。マドンナみたいな男の子、コッペです。

CygTerm + PuTTy = 快適

Cygwinに接続するときはいつもPoderosaを使っているんですが、たまにツールバーとかがなんとなく邪魔なときが有るんで、PuTTyからCygwinに接続してみることにしました。

  • CygTermのコンパイル

上記サイトからCygTermのソースをゲットしてmakeする。幾つかのサイトではきちんとMakefileのBINDIRを書き換えているみたいだけど、どうせコピーするだけなんでmakeして、/usr/local/binにディレクトリごとmvしました。

  • cygterm.cfgの設定

自分は下記な感じで設定しました。

# CygTerm setting
TERM = C:\PATH\TO\puttyjp.exe -load "cygterm" %s -P %d
TERM_TYPE = xterm
PORT_START = 20000
PORT_RANGE = 40
SHELL = /bin/bash --login -i
ENV_1 = MAKE_MODE=unix
ENV_2 = HOME=/home/(ユーザ名)
  • PuTTyの設定

今度はPuTTyにCygTerm用のセッションを設定します。下記の表参照。

セッション 基本オプション ホスト名 127.0.0.1
セッション 基本オプション プロトコル Telnet
セッション 基本オプション セッション名 cygterm
端末 キーボード バックスペースキー Control-H
端末 特徴 チェックする 遠隔操作の端末サイズ変更を無効にする
ウィンドウ 変換 文字セット MS_Kanji

バッファ周りとかログとかはお好みで設定して下さい。ちなみにプロトコルをRawにすると立ち上げた直後にスクリーンに■■みたいな謎の文字列がでます。あと上手くログインできないっぽいです。

上記の設定を行った上でcygterm.exeを実行するとPuTTyCygwinに接続できます。cygterm.exeへのショートカットは適当に作って下さい。

追記 (2008.10.31)

別のマシンで上記の設定どおりにしたんだけど、なぜかコマンドが全部エコーされるので、下記のように設定しました。

  • cygterm.cfg
# CygTerm setting
TERM = C:\PATH\TO\puttyjp.exe -load "cygterm" telnet://%s:%d/
TERM_TYPE = xterm
PORT_START = 20000
PORT_RANGE = 40
SHELL = /bin/bash --login -i
ENV_1 = MAKE_MODE=unix
ENV_2 = HOME=/home/(ユーザ名)
  • PuTTy
セッション 基本オプション ホスト名 127.0.0.1
セッション 基本オプション プロトコル Raw
セッション 基本オプション セッション名 cygterm
端末 行規則オプション ローカルエコー 強制的にオフ
端末 行規則オプション ローカルライン編集 強制的にオフ
端末 キーボード バックスペースキー Control-H
端末 特徴 チェックする 遠隔操作の端末サイズ変更を無効にする
ウィンドウ 変換 文字セット MS_Kanji

追記2

もし下記のようなエラーメッセージが出た場合はcygwin1.dllへのPATHが通っていない可能性があります。

cygwin1.dll が見つからなかったため、このアプリケーションを開始できませんでした。アプリケーションをインストールし直すとこの問題は解決される場合があります。