社会人が勉強するときに知っておくべき3つのこと

某社の社員の人が始めたというAdvent Calendarが、13日になっても13日分の担当が決まってないという状態だったので、空気よまずに書いてみました。
「新人/若手向け、これだけは知っとけTips25 Advent Calendar 2012」
http://www.adventar.org/calendars/37


これだけは知っとけTipsということですけど、これTipsじゃないなーと思いながら、でもまあ知っておいたほうがいいよなということを書いてみます。


13日担当分ですが、もう一件Advent Calendarがあるので、このエントリの日付は12日にしています。

本は読み進むと必ず読み終わる

まず、勉強するときに知っておいてほしい一番大事なことは、「本は読み進むと必ず読み終わる」ということです。
どんなに厚い本でも、難しい本でも、本という体裁になっている以上は有限のページ数しかないので、毎日1ページ、いや一行、一文字でも読んでいれば、いつかかならず最後まで読み終えることができます。
当たり前のことなんですが、これを実感として経験しておくと、新たに難しい本にチャレンジするときの勇気になります。いつか必ず読み終えれる、と。

制限時間はない

これが学生のときの勉強と違うことですが、社会人としての勉強には制限時間がありません。
学生であれば、たいていは半期ごとにテストがあって、そのテストまでに決められた範囲が勉強する必要があります。一度落ちても、何度か受けなおすことはできますが、それでも何年か落ち続けたら学生ではいられなくなります。
でも社会人としての勉強には、制限時間がありません。資格試験なら試験日までに勉強しないといけないということはあるかもしれませんが、無理なら次の試験日に受けるということができます。
5年でも、10年でもかけて勉強することができます。


「本は読み進むと必ず読み終わる」ことと「制限時間がない」ことを組み合わせると、どんな本でも読み終えることができるということになります。

あきらめてもいい

そして、知っておいてほしい3つめは、「あきらめてもいい」ということです。
本を読み進めているうちに、前提知識が足りてないことに気づいて、なかなか理解が進まなくなることがあります。また、読んでいるうちに興味を失うこともあります。不幸にも読んでいる本をダメな本だと感じてしまうこともあります。なかには本当にダメな本もあります。
そういうときは、読むのをあきらめてもいいです。


前提知識が足りていなかったら、その本を読むのは止めて、前提知識が書いてありそうな本を読みましょう。興味を失ってしまったら、また別の面白そうな本を読みましょう。ダメな本だと感じてしまっても、じつはちゃんとした知識を持って読めば良い本だということもあります。魅力を感じるまでは放っておきましょう。ほんとにダメな本は捨てましょう。


とにかく、読み進めれないなーと思ったら、あきらめてしまうのも大事です。

前を向いておくこと

ということで、社会人が勉強するときに知っておくべき3つのこととして次の3つをあげてみました。
・本は読み進むと必ず読み終わる
・制限時間はない
・あきらめてもいい


この3つを組み合わせると、難しい本でも気軽に読みはじめれるようになると思います。いつかは読み終わることができるんだし、途中であきらめてもいいんだし。
財力の続く限り、Amazonでポチりまくりましょう。どんな本を読めばいいかは、ぼくの過去ログでも見てください(^^


勉強するうえでは、毎日少しずつでも前に進むのが大事だと思います。いや、本を開いて一行も読まずに寝落ちてしまったり、前に進まなくても、構いません。でも、前を向いておきましょう。
さぼってもいいです。
先は長いので。