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ジョジョの奇妙な冒険21話他2013/3/1~3/2簡易感想

<記事内アンカー>
ぷちます! 第44話「いちばんはだれ?」
あいまいみー 第9話「FX」
PSYCHO-PASS サイコパス #19「透明な影」
ささみさん@がんばらない 第8話「戦略的孤独」
ジョジョの奇妙な冒険 第21話「100対2のかけひき」
ビビッドレッド・オペレーション 第8話「今日よりも鮮やかに」
問題児たちが異世界から来るそうですよ? 第8話「黒い凶事は笛の音と共に来るそうですよ?」


 休止期間中放映されたアニメの簡易感想その2、(金曜分+)土曜分。


ぷちます! 第44話「いちばんはだれ?」
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 千早の本気……と思いきや、○のゲームセンスが発揮される回。背景にゴゴゴゴまで使っておきながらこの引き際のよさ!とはいえ、今回の1番の魅力は素の彼女の天然なかわいさという気もする。
 今回からEDが新調。いきなりの髪解き伊織を持って来るインパクト、そしてあずささんのどたぷ~んインパクトが素晴らしい。

前回の感想:ぷちます! 第43話「かってかぶとのおをしめよ」




あいまいみー 第9話「FX」
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 ぽのかのアクロバティック水やりとぽわぽわ泡吹き。アバンが出キチっていうかもはや人間の発想と思えないwww
 逆に本編は一応の流れがあるので、かえって大人しく見える程。いやネタはブラックだしどう考えても普通じゃないんだけど。FXで金が溶けたのか聞くのを止めなかったり、泡で遊びたがったりする愛はもちろんの事、視聴者も順当に毒されてるな……
 「ぬ」と「ね」の区別がつかなそうというより、「ぬ」と「ね」の発音が分からなくなっている謎音声をばっちり演じてみせる茅野愛衣の一発芸的な演技もじわじわ笑ってしまいました。
 ブルーレイ買おうと思ったのだけど、これDVDしか出ないのね。画質がそこまで重要な作品ではないとはいえ、地デジ録画した人は貴重になりそうだなあ。

前回の感想:あいまいみー 第8話「原稿邪魔して牢屋行き」




PSYCHO-PASS サイコパス #19「透明な影」
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 失踪した狡噛と朱達、それぞれの決意。朱達の反応がファンタジーなんかで一人旅立った主人公を追う仲間を思い出させて面白い。特に宜野座に関しては、先週放置プレーだった分重点的に描かれていたのが印象的。で、またすっかり影が薄くなっている六合塚の出番は……

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 ハイパーオーツ、というか食品の大半がフェイクというのはこれまでにもそれらしい話があったので変には思いませんでしたが、単一品種に99%依存した食料事情というのはちょっと違和感。テロでなくても作物の病で十分酷いことになる可能性があるわけで、あまりに余裕がない。
 槙島がバイオテロを狙ってくる、という狡噛の予想は当たるのでしょうが、これまで頭脳面も担当していた彼抜きで○の面々はどんな風に槙島と○に追いすがるのかな。

前回の感想:PSYCHO-PASS サイコパス #18「水に書いた約束」




ささみさん@がんばらない 第8話「戦略的孤独」
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 再びひきこもったささみさんと、夢か現か謎の過去の回。多分恥に関わる理由なんだろうなあ……とは思ったものの、かがみ達の来訪を拒否する時の幻像はいつもの姿だったので太ったささみさんにはインパクトがありました。
 後半については、原因究明のための筈がよく分からない事になっているという印象が強いかな。先が気にはなるけど、正直戸惑いも感じました。

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 今週前半はかがみが目立つ目立つ。サイコパスと合わせて、花澤香奈ボイスを堪能。微妙なけだるさを混ぜつつ様々な感情が出る様子が実にかわいい。

前回の感想:ささみさん@がんばらない 第7話「声の出し方忘れた」




ジョジョの奇妙な冒険 第21話「100対2のかけひき」
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ジョセフ「シーザーやこのメッシーナ…リサリサ みんなの思いのために戦ってやるぜ……」
 メッシーナ師範代、無事ジョセフにホテルに連れ帰ってもらうw 良かった、先週シーザーの死を知る前に彼を確認する場面がカットされていたので、もしやこのままスルーかと思ってました。

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 というわけで決戦のお膳立て回。今回も原作約80ページ分ですが、びっくりするくらい変更部分が少ない。AパートBパートとも、原作と同じ部分で終わっている有様w とは言え、今回もEDがカットされて尺はカツカツ。

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リサリサ「後悔しながら死んでもいいならね」
 鋼線(ワイアード)のベックはカットされることなく登場。かませもいい所ですが、彼の存在はこれまでほぼ戦闘のなかったリサリサを引き立てるのに不可欠。その後のカーズとの交渉を含め、ジョセフを後半までコメディ担当にすることで彼女の有能さを強調しています。
 アニメで印象的なのは、リサリサがサングラスをかけるタイミングが「顔もみたくない」にぴったり合わせてあった点。原作では小さめのコマで行われた所作でしたが、リサリサが目立つこのエピソードが一繋ぎになったアニメでは、リサリサが「心を切り替えた」スイッチであることがより伝わりやすくなっています。同時にこれはリサリサの目線を隠す道具でもあるわけで、今回の様々な場面で彼女がどんな思いだったか想像するのは既読組には興味深い所。

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ベック「だきしめのお仕置きズラーーーッ!!」
 ベックについては、短時間ながらジョセフ達と相対するキャラということで演技も個性的。だきしめのお仕置きとして襲い掛かる際に、回転して飛び掛かる動きを追加しているのがジョセフの「予想以上に奴は素早い!!」に説得力を増しています。「HNHNHNNHNHNNN~」がやたらノリノリなのも笑えました。

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吸血鬼「すでに 我われはカーズ様に永遠の命を授かった選ばれたる者――そう100対2よ!」
 吸血鬼軍団はこの蝙蝠のような登場時、原作では顔丸出しだったり白覆面を被っていましたが、決闘場以後の格好である兜を被った状態に統一。多分見えないだけで兜が落ちないよう紐がある、筈。
 しかしこいつらブラフォードやタルカスと違って20世紀の人間だろうに、完全に古代ローマ人か何かの装いである。趣味が、柱の男の趣味なのか。
 戦闘面では、勝てるわけがないとからかうモブ吸血鬼にジョセフが裏拳→吸血鬼が伸ばしてた舌を掴んでその牙に刺す→吸血鬼は波紋入りの自分の血を吸って「MMMPA!」なんてシーンがありましたがカット。なくてもこれまでの実績や赤石を取りに戻る時、それに今回のラストとジョセフの見せ場はたくさんあるので、削るには適当な所でしょう。

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 立ち去る直前のワムウの目線は、このアニメでは珍しく時間を取った演出に。無言の内に多くを語る瞳が、戦いを通して結ばれた奇妙な感情感じさせてくれます。姿を消す前に風を舞わせたりと、暖炉に風を送るシーンも含め(これは原作にもあったけど)流法を生かした演出が視覚的に楽しい。にしても、原作でも光ってたけど今回のカーズはどうやって光っているんだろう。視聴者に見えない部分で輝彩滑刀を出してでもいるんだろうかw

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リサリサ「それがわたし…その写真の赤ちゃんはわたし」
 ついに語られるリサリサのルーツの一部。波紋法で若い……というのは第2部開始時のストレイツォで分かる部分ではありますが、それにしたってこの姿は若い。どれほど彼女の波紋が強力か、ということが分かります。もっとも、波紋法の伝承者であるストレイツォがなぜ柱の男について知らなかったのかなど、このあたりは第2部の中でも矛盾が見られる箇所でもあるのですが。ただ、この時のリサリサの心境は想像すると本当に複雑なものがある。


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カーズ「今より!この闘技場で!ワムウ対JOJOの! 古式にのっとった「戦車戦」を実施するッ!」
 戦いの舞台は決闘場、その中身は戦車戦!原作では吸血馬の動きが大人しくなることで波紋で操れることを示していましたが、アニメでは瞳が変わる描写があるのでより分かりやすい。
 また、ワムウコールは戦車馬の到着直後ではなくワムウが新たな装束を披露する直前に移動。観客の吸血鬼達の歓声を原作より場面を抑えることでコールがより印象的になり、また今週ラストへの引きという盛り上がりを一層感じさせてくれるものにもなっています。
 原作でも1カットで済ませていたとはいえ、決闘に臨むにあたっての新衣装はできれば何カットかに分けて見たかったかな……と思ったのだけど、アニメだと決闘場に場面が変わった時点で着替え終わっているという指摘を見つけてびっくり。原作では吸血馬の到着からリサリサが波紋で操れることを確認するまでのごく短い時間の間に着替えていたので、確かにこの方が自然なのか。

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ジョセフ「いっしょに戦ってくれ!シーザー」
 というわけでやってきました、ジョセフ+シーザーのバンダナ。OPでやっていた場面が出てくると、いよいよここまで来たかと感慨深い。白熱間違いなしのジョセフvsワムウ戦、どれだけ唸らせてくれるか期待してます。

 さて、以前抜き書きしたプロフィール、今回の話が収録された11巻ではリサリサのものが紹介されています。まだ全てが明らかになっていないこともあり、回答が謎のままの項目も多いのですが……

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<リサリサ>
生年月日:推定1888年 12月ごろ 50歳
身長175cm 血液型A
くせ:髪をかきあげる
特技:異常な体の柔らかさにおける華麗な身のこなし 波紋パワーは JoJoのかるく3倍!
趣味:ファッションと入浴
好きな食べ物:にんじん(お手伝いのスージーQ談)


 特技とか趣味とか納得の設定ではある。にんじんだけ括弧書きでスージーQによる話と説明されているのが微笑ましい。

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シーザー「ジョジョの奇妙な冒険!絶賛発売中!うけとってくれーーーッ」
 おめーの心確かに受けとった!!

前回の感想:ジョジョの奇妙な冒険 第20話「シーザー孤独の青春」
関連の感想:ブルーレイ ジョジョの奇妙な冒険 第2巻




ビビッドレッド・オペレーション 第8話「今日よりも鮮やかに」
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 あかね抜きでの戦い、あかねの存在感。急ぎ足の感は否めないながらもこれまでの展開の全てがあかねを中心としていただけあって、残された3人があかねのために決意を持って戦いに臨む姿は説得力があったなあ。特にあおいはヒロインと親友のいいとこどり状態で、れいとの会話がそのままバトルラストのギミックの伏線になっているのが実に自然。

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 戦闘面でも、ドッキング不可能という制約や2話編成による敵の描写の余裕が上手く緊張感に繋がっており、そこからの作戦の立案や予想を上回る敵の強化、そして3人が信じるあかねの後押しといった要素を盛り立ててくれる。当初の作戦ではごく低い成功率(4%)を出しておいて、それを利用したひまわりの作戦には具体的な数字を出さないのも「はいはいどうせ成功するんでしょ」という感じがせずわざとらしくない。王道のバトル展開が上手く成立しているなと感じました。

前回の感想:ビビッドレッド・オペレーション 第7話「ゆずれない願い」




問題児たちが異世界から来るそうですよ? 第8話「黒い凶事は笛の音と共に来るそうですよ?」
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 魔王とその部下、ついに登場。十六夜だけでなんとかできるわけでもない乱戦模様が面白い。思い返せば飛鳥や耀が苦戦する展開自体はガルド戦でもあったのだけど、十六夜の無双っぷりがあんまり圧倒的だったのでなんだかすごく新鮮な気が……レティシアの苦戦ぶりや白夜叉が囚われてしまうなど、状況全体が苦しい状態になっていることも大きいか。キャスティングも速水奨、斎藤千和といった面々がなんだか意外で気を引いてくれました。

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 ラスボス担当と思われるペストはこれまた幼女である。そして斎藤千和である。早速1人やられたとはいえ、部下もこれまでよりは存在感があって盛り上げてくれそう。次回予告でロボと飛鳥というなんだかすごくネタバレっぽいものを見た気がするが、これが今回のエピソードの鍵になるのかしらん。

前回の感想:問題児たちが異世界から来るそうですよ? 第7話「暗闇で飛鳥がチューチューされちゃうそうですよ?」


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