風をつっきるシャボンもあるッ/ジョジョの奇妙な冒険20話他2013/2/23感想
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<記事内アンカー>
雑記(ジョジョの奇妙な冒険 O.S.T Phantom Blood [Future])
ジョジョの奇妙な冒険 第20話「シーザー孤独の青春」
ビビッドレッド・オペレーション 第7話「ゆずれない願い」
問題児たちが異世界から来るそうですよ? 第7話「暗闇で飛鳥がチューチューされちゃうそうですよ?」
ブルーレイ ジョジョの奇妙な冒険 第2巻
ブルーレイ ゆるゆり♪♪ 第6巻
声優の本多知恵子さんが死去。いやああ、これはまたショック……「機動戦士ガンダムΖΖ」のエルピー・プル&プルツー、「機動新世紀ガンダムX」のエニル・エルといったキャラでお馴染みでしたが、キテレツ大百科で2代目みよちゃんもやってたのか。多分、記憶している以上にたくさんの役でこの人の声を聞いていた筈……ご冥福をお祈りします。
<雑記(ジョジョの奇妙な冒険 O.S.T Phantom Blood [Future] )>
ジョジョの奇妙な冒険 O.S.T Phantom Blood [Future]
「ジョジョの奇妙な冒険」第1部のサウンドトラックを購入。ブルーレイ1巻のおまけとは別の曲が収録。舞台もあって1部は荘厳な曲の印象が強かったのですが、こうしてサントラで聞いてみると思った以上に幅広いタイプの曲が収録されていて驚き。いや思い返せば聞き覚えがあるんだけど。そして耳に蘇るジョナサン達の言葉の数々!ブルーレイのおまけと合わせて、1部の世界にたっぷり浸りたくなる1枚です。
ジョジョの奇妙な冒険 第20話「シーザー孤独の青春」
ワムウ「シャボン玉のように華麗ではかなき男よ」
駄目だ、喉の奥が苦しくって冷静に書けない。
リサリサ「シーザーの誤解からくる憎しみの深さは そのまま父への一族への誇りの高さとなったのです」
今回は原作約100ページほど。通常より1話分多いわけですが、原作では1話分使ったシーザーの過去をアバンの3分ほどに収めてしまったので時間はたっぷり……というわけでもなくEDカット。エンディングクレジットが終了3分前と早い時間で表示されたので、初見時は最後のシーンまで辿り着けるのかが気になって仕方なかったw
なお、シーザーをひっかけたダイヤの罠は寝ている間の栄養分をゲットするためのものですが、原作ではワムウ達の覚醒シーンではなかったものです。典型的後付よほど抜け目ない者がまんまと持ち出したのか、リサリサ達がそこだけ排除したのか。アニメではこの部分の整合性が取られており、初登場時もしっかり宝石が描かれていました。まあ、ぶっちゃけ覚醒シーンの視聴時はそのことを忘れてて「はて、なんで宝石が追加されてるんだろう」とか思ってましたwww
以前プロフィールの抜き書きにも載せましたが、シーザーの夢って「明るい家庭をもつこと」だったんですよね。危険に巻き込まないために家族を捨てた祖父と父を持ちながら、いやだからこそ、自分はそれを乗り越えてみせるという決意でもあったのでしょう。
シーザー「高速回転を加え円盤状に変形したシャボン・カッター! 波紋をおびてるから割れることなし!」
懐かしの波紋カッターの応用編。ちょうどツェペリ男爵登場回のブルーレイ発売の直後であるw
シャボンカッターは原作ではワムウの耳を半ばまで切り、それがダランと垂れるカットがありましたがこれはカット。ただ、耳を切るシーン自体はちゃんと入れてありますね。なお、ワムウの風のプロテクターはシーザーが推測するところ人間の潜水と同じようなもので、長時間できるものではありません。だから新技でもないのにこれが初披露。
シャボンランチャー&カッターと竜巻の応酬は珍しい追加戦闘シーン。これ自体はそれほど心惹かれなかったのですが、シャボン・カッターがレンズとしてホテル内に滞空しているのが自然なものとなっています。原作ではホテル内でワムウが姿を表して早々にシャボン・レンズの出番となっていた(=屋外で撃っていたシャボン・カッターの残りがいつの間にかホテル内に大量に入っていた)ので、冷静に考えてみるとちょっと変ではありました。ワムウに当たらなかったシャボン・カッターはきちんと画面外上方に消える動きをしているのが芸コマw ただまあ、この追加で「いきなり大技→その上を行く秘策!」という緊張感はちょっと薄れてしまっているのですが。
シーザー「今までのシャボン・カッターはすでに『シャボン・レンズ』となって滞空していたぜ!」
シャボン・レンズのシーンはかっこよさ満点! シーザーが人差し指を掲げるカットは原作では「レンズが!」の部分でもっと早く、続いて各シャボンが光を反射するカット、そして直撃を受けるワムウ……という順番だったのですが、アニメでは光を反射するカットを先にし、また重ねるシーザーの台詞に細かく一呼吸置かせることでタメを持たせ、人差し指を掲げるカットは直撃寸前の場面に移してまさに発動といった趣にしてある。反射光を受けたワムウのダメージ擬音も虹色にしているのがまた美しい。BGMはジョセフなら確実に勝ちシーンであろうというものですが、これが終わった直後に僅かな空白を置いてワムウの必殺BGMになる流れも実によくできていました。
シーザー「おれが最期にみせるのは代々受け継いだ未来にたくすツェペリ魂だ!人間の魂だ!」
このシーンで特に素晴らしいのは、祖父ウィル、父マリオが背後に描かれていること。原作でもシーザーの背後に2人の顔が浮かぶ場面はあったのですが、これは彼らがジョナサンやシーザーを助けて死んだ事を語る場面。この上ツェペリ魂を叫び上げる場面でも描けばくどいことになっていたでしょうが、アニメでは2人の最後を語る場面を回想に変更することでそれぞれのシーンに違いを持たせ、自然にスライドさせています。これはアニメならではの演出が成せたもの。
「シィィザーーァァァッ」の叫びは期待以上。3部格ゲーにゲスト出演したジョセフ(CV:大塚芳忠)のスーパーコンボ「忘れぬ想い」でも叫びは聞くことができ、これももちろんインパクトのある演技だったのですが……そこで終わるゲーム版と違って、このシーンって直後の慟哭とセットなんですよね。上述の台詞以上に、そちらに心を揺さぶられてしまいました。「シィィザーーァァァッ」だけに気を取られていた自分が恥ずかしい。
杉田智和の演技も、その横で小さく聞こえる田中敦子の泣きの声も。泣き叫ぶジョセフが岩を叩き、そして打ちひしがれる描写の追加も、ナレーションの「その身尽きても~」のここへの移動も、十字架型の岩の向きを垂直にして建物上方の光の十字架と重ねる演出も、音楽も……これを全力投球と言わずして何と言う。
というわけで、とうとう来てしまいましたこの回。エシディシ戦まで「わはは、面白れー」って感じで視聴してたんですが、19話予告でシーザーとホテルが映った瞬間、固まってしまいました。そう、シーザーの最後が訪れてしまうんだという現実に一挙に引き戻されてしまって……シーザー役の佐藤拓也はこれで初めて知ったので、キャスティングを見た時はちょっと不安になったものでしたが、登場回だけで完全にそれを払拭してくれたのも懐かしい話。彼に最高の声を吹き込んでくれたことを、感謝したいと思います。
初めて2部を読んだ時は歯抜けの状態の単行本で、というか、最初に読んだのがこの回の収録された10巻ではなかったかと記憶しています。当然、ジョセフとシーザーのこれまでの友情やツェペリ男爵のことは全然知らなかったのですが……それでも今週アニメ化された数話には本当に圧倒され、胸が震えました。第2部で1番印象的なシーンを挙げろと言われたら、月並みと言われようがこのジョセフとリサリサの悲しみのシーンを挙げざるを得ない。そして、それを今回素晴らしい形でアニメとして見ることができたのはもう感無量です。。
さて、この後の話は正に激戦。シーザーの退場で、2部も終わりが近づいて来たことをひしひしと感じます。終わってしまうのが寂しい、でも早く先が見たい……
承太郎「つまりこういうことか? 『おれはこいつを予約しなければならない………』」
テレンス「Exactly(そのとおりでございます)」
き…切れた ぼくの体の中でなにかが切れた… 決定的ななにかが……(ポチッ) 通常版だけど予約しちゃったぞ畜生。ところで承太郎、その台詞原作だと自分の台詞じゃないよねw
<おまけ>
ちまちました時間に再生するとそのまま止まらなくなるw
前回の感想:ジョジョの奇妙な冒険 第19話「死の崖へつっぱしれ」
関連の感想:ブルーレイ ジョジョの奇妙な冒険 第1巻
ビビッドレッド・オペレーション 第7話「ゆずれない願い」
どう考えても賞味期限的なものを過ぎてると思うんだけど、博士製作の冷蔵庫だし鮮度保管に何か異次元的な性能を発揮するんだろうかwww
あおい「それとね、その勉強会なんだけどもう1人誘っていいかな……?」
わかば・ひまわり「「え?……」」
ひまわり「それいいと思う」
わかば「うん、そうしましょ」
5話の時も書いたけど、あかねに劣らず3人ともいい子だなあ。1人くらい「もうあの子(れい)のことはいいよ」って言い出してもおかしくない状況だと思うんだけど、3人バラバラに声をかけるのがそれぞれの優しさを示している感じ。
カラス「他の人間に干渉してはならないこと、ただし毎日学校にいくこと。それが最初の約束だったはずです」
れい「どうしてですか、アローンを使って示現エンジンを破壊すればそれで終わりなのに! 何故わざわざ学校なんかに行かなくちゃいけないんです!?」
そういえば確かに、示現エンジン破壊だけなら別に学校にいく必要ないのか。わざわざ「行かないといけない」と触れてくるあたり、カラスの目的もれいを利用するというだけではないのかしらん。そして今更カラスの声がバルクホルンお姉ちゃんなことに気付いた!不覚!
きゅうりだけでもあざといのにマヨネーズである。舐め尽くすように使うなマヨラー設定。
あ、個人的にきゅうりはもろみ味噌で食べるのが一番美味しいと思います。
7話にして初の4人でのまともな戦闘……といっても、各自1回行動したらドッキングに移行したのでちょっと物足りなかったかな。あまり強くないとか言われるしw ただまあ、そのままだと済まないだろうというのは感じられたので、緊張感よりはちょっとした不気味さに近いものを感じました。
というわけで、次回に続く形で今回の話は終了。あかねのダメージの受け方が魔法少女ではなく機械変身少女らしいものだったのは地味に嬉しかった所。これ、本人の怪我はどんな感じなのでしょうかね。さてさて、次回は話が動いてくれるかな。
前回の感想:ビビッドレッド・オペレーション 第6話「健次郎があかね達の友情パワーを強化しようとするけどとんでもないことになる話」
問題児たちが異世界から来るそうですよ? 第7話「暗闇で飛鳥がチューチューされちゃうそうですよ?」
北でのエピソード第2回。EDを歌っているので出番があるかな?と思っていた佐土原かおりはフロアマスター・サンドラ役。声質で「うぽって!!」のしぐ役と分かるのだけど、キャラに合わせて微妙に舌っ足らずな感じの演技にしている印象。
ドイツ語とかグリム童話とか現実世界がベースになり過ぎているきらいはあるものの、世界観も登場人物もこなれた印象。いや振り返ってみるとロボという異質過ぎる要素が出ているのだけど、露出量の少なさとその他の描写であまり気にならない。視聴側が慣れたというのもあるだろうけど、前々回までと比べて格段に楽しい。問題児3人それぞれで展開していた要素が魔王―ラッテンフェンガーのラインに収束していくのは期待を煽ってくれます。
しかし暗闇にネズミの大群て、どうしてもロマサガ3を思い出しちゃうな。
さてこの7話は同時に真サービス回。今回ばかりは簡易感想でキャプ画枚数制限してるのを残念に思ったwww 「ああこれにしよう」「いやこのシーンにしよう」と視聴しながら選択候補が増えていくのが実に嬉しい。風呂あがりにの髪の毛がまだ濡れてるのも自然だけどわざわざ水滴書くのは珍しいな?と思ったらエロスのための伏線だった。白夜叉と十六夜によるエロス天丼、実にお馬鹿様。
前回の感想:問題児たちが異世界から来るそうですよ? 第6話「問題児たちがお祭り騒ぎに参加するようですよ?」
ブルーレイ ジョジョの奇妙な冒険 第2巻
ブルーレイ第2巻到着!人間賛歌は勇気の賛歌!TV放映時の感想は↓
ジョジョの奇妙な冒険 第4話「波紋疾走」
ジョジョの奇妙な冒険 第5話「暗黒の騎士達」
ジョジョの奇妙な冒険 第6話「あしたの勇気」
スピードワゴン「Time for Speedwagon to play it cool(スピードワゴンはクールに去るぜ)」
ディオ「How many slices of bread have you each?(おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?)」
ポコ「Sis! Tomorrow is now!(ねーちゃん!あしたっていまさッ!)」
英語逆字幕は今回も収録。「仙道」「波紋」はまんま「Sendo」「Hamon」でした。ジョナサンの「ふるえるぞハート! 燃えつきるほどヒート!! 刻むぞ血液のビート! 山吹き色の波紋疾走!!」はさすがに韻を踏めなくなっているのですが……
ジョナサン「My heart resonates…Heat enough to burn…My blood's beat is razor-sharp! Sunlight Yellow Overdrive!」
という具合。これはこれでかっこいいな。
*それぞれ上がTV放映版、下がブルーレイ/DVD版
今回も黒塗りグロ表現が解禁。何やってるか分からねーよってレベルだった切り裂きジャックのセルフ頬刺しなんかが大分分かりやすくなっています(キャプ画だとサイズの関係でそれでもちょっと分かりづらいけど)。
作画修正はあまり注意深くチェックしてませんが、分かりやすいのは↑のシーン。修正後の方がジョナサンの顔立ちが精悍になっていることが分かります。
また、今回は第1部の原画集も特典として付属しています。1話から9話までの原画を各数枚ずつ見ることができる他、各話に対する津田ディレクターのコメントも有り。ツェペリ男爵に怪我を治してもらったジョナサンが石を持ち上げるシーンは、アフレコ時やっぱり深夜の通販番組みたいなシナリオになっていたそうですwww やー、次巻も楽しみだ。
前回の感想:ブルーレイ ジョジョの奇妙な冒険 第1巻
ブルーレイ ゆるゆり♪♪ 第6巻
ゆるゆり♪♪のブルーレイ6巻を購入。楽しかった2期のブルーレイもこれでおしまい。収録回のTV放映時の感想は↓
ゆるゆり♪♪ 第11話「時をかけるあかり」
ゆるゆり♪♪ 第12話「さらば主人公、また会う日まで」
今回の特典は「「こんなこともあったよね☆」ごらく部&生徒会思いでアルバムR」。2期ブルーレイ&DVDの表紙写真12枚とのセットでアルバムを再現したものになっています。ブルーレイ&DVDの表紙はリバーシブルで一度に見辛くはあったので、総覧としてもありがたい。
設定映像は残る向日葵&櫻子。1枚目のチェックポイントがチェックポイントじゃない!w
キャラコメは例によって脱線上等。3期はあるかも?ないかも?といった話題もありますが、やっぱり要するに応援次第ということで。
すぺしゃるなさうんどCD、今回の収録はやはりというかなんというか11話の挿入歌「みんなだいすきのうた」。これがフルで聴けるのを待ってた! コメディーなのに泣ける場面としてしっかり成立させていた歌ですが、改めて聴いて歌詞を見ても、あかりの皆への気持ちが伝わってくる。「ちょっとだけおやすみ」の通り、3期も製作してくれるといいなあ。スタッフの皆様、お疲れ様でした。
前回の感想:ブルーレイ ゆるゆり♪♪ 第5巻
にほんブログ村
【言及】
http://e102128.blog54.fc2.com/blog-entry-2201.html
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-877.html
http://norarincasa.blog98.fc2.com/blog-entry-1476.html
http://hyumablog.blog70.fc2.com/blog-entry-3316.html
http://hibikidgs.blog.fc2.com/blog-entry-1579.html
http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-4995.html
雑記(ジョジョの奇妙な冒険 O.S.T Phantom Blood [Future])
ジョジョの奇妙な冒険 第20話「シーザー孤独の青春」
ビビッドレッド・オペレーション 第7話「ゆずれない願い」
問題児たちが異世界から来るそうですよ? 第7話「暗闇で飛鳥がチューチューされちゃうそうですよ?」
ブルーレイ ジョジョの奇妙な冒険 第2巻
ブルーレイ ゆるゆり♪♪ 第6巻
声優の本多知恵子さんが死去。いやああ、これはまたショック……「機動戦士ガンダムΖΖ」のエルピー・プル&プルツー、「機動新世紀ガンダムX」のエニル・エルといったキャラでお馴染みでしたが、キテレツ大百科で2代目みよちゃんもやってたのか。多分、記憶している以上にたくさんの役でこの人の声を聞いていた筈……ご冥福をお祈りします。
<雑記(ジョジョの奇妙な冒険 O.S.T Phantom Blood [Future] )>
ジョジョの奇妙な冒険 O.S.T Phantom Blood [Future]
「ジョジョの奇妙な冒険」第1部のサウンドトラックを購入。ブルーレイ1巻のおまけとは別の曲が収録。舞台もあって1部は荘厳な曲の印象が強かったのですが、こうしてサントラで聞いてみると思った以上に幅広いタイプの曲が収録されていて驚き。いや思い返せば聞き覚えがあるんだけど。そして耳に蘇るジョナサン達の言葉の数々!ブルーレイのおまけと合わせて、1部の世界にたっぷり浸りたくなる1枚です。
ジョジョの奇妙な冒険 第20話「シーザー孤独の青春」
ワムウ「シャボン玉のように華麗ではかなき男よ」
駄目だ、喉の奥が苦しくって冷静に書けない。
リサリサ「シーザーの誤解からくる憎しみの深さは そのまま父への一族への誇りの高さとなったのです」
今回は原作約100ページほど。通常より1話分多いわけですが、原作では1話分使ったシーザーの過去をアバンの3分ほどに収めてしまったので時間はたっぷり……というわけでもなくEDカット。エンディングクレジットが終了3分前と早い時間で表示されたので、初見時は最後のシーンまで辿り着けるのかが気になって仕方なかったw
なお、シーザーをひっかけたダイヤの罠は寝ている間の栄養分をゲットするためのものですが、原作ではワムウ達の覚醒シーンではなかったものです。
以前プロフィールの抜き書きにも載せましたが、シーザーの夢って「明るい家庭をもつこと」だったんですよね。危険に巻き込まないために家族を捨てた祖父と父を持ちながら、いやだからこそ、自分はそれを乗り越えてみせるという決意でもあったのでしょう。
シーザー「高速回転を加え円盤状に変形したシャボン・カッター! 波紋をおびてるから割れることなし!」
懐かしの波紋カッターの応用編。ちょうどツェペリ男爵登場回のブルーレイ発売の直後であるw
シャボンカッターは原作ではワムウの耳を半ばまで切り、それがダランと垂れるカットがありましたがこれはカット。ただ、耳を切るシーン自体はちゃんと入れてありますね。なお、ワムウの風のプロテクターはシーザーが推測するところ人間の潜水と同じようなもので、長時間できるものではありません。だから新技でもないのにこれが初披露。
シャボンランチャー&カッターと竜巻の応酬は珍しい追加戦闘シーン。これ自体はそれほど心惹かれなかったのですが、シャボン・カッターがレンズとしてホテル内に滞空しているのが自然なものとなっています。原作ではホテル内でワムウが姿を表して早々にシャボン・レンズの出番となっていた(=屋外で撃っていたシャボン・カッターの残りがいつの間にかホテル内に大量に入っていた)ので、冷静に考えてみるとちょっと変ではありました。ワムウに当たらなかったシャボン・カッターはきちんと画面外上方に消える動きをしているのが芸コマw ただまあ、この追加で「いきなり大技→その上を行く秘策!」という緊張感はちょっと薄れてしまっているのですが。
シーザー「今までのシャボン・カッターはすでに『シャボン・レンズ』となって滞空していたぜ!」
シャボン・レンズのシーンはかっこよさ満点! シーザーが人差し指を掲げるカットは原作では「レンズが!」の部分でもっと早く、続いて各シャボンが光を反射するカット、そして直撃を受けるワムウ……という順番だったのですが、アニメでは光を反射するカットを先にし、また重ねるシーザーの台詞に細かく一呼吸置かせることでタメを持たせ、人差し指を掲げるカットは直撃寸前の場面に移してまさに発動といった趣にしてある。反射光を受けたワムウのダメージ擬音も虹色にしているのがまた美しい。BGMはジョセフなら確実に勝ちシーンであろうというものですが、これが終わった直後に僅かな空白を置いてワムウの必殺BGMになる流れも実によくできていました。
シーザー「おれが最期にみせるのは代々受け継いだ未来にたくすツェペリ魂だ!人間の魂だ!」
このシーンで特に素晴らしいのは、祖父ウィル、父マリオが背後に描かれていること。原作でもシーザーの背後に2人の顔が浮かぶ場面はあったのですが、これは彼らがジョナサンやシーザーを助けて死んだ事を語る場面。この上ツェペリ魂を叫び上げる場面でも描けばくどいことになっていたでしょうが、アニメでは2人の最後を語る場面を回想に変更することでそれぞれのシーンに違いを持たせ、自然にスライドさせています。これはアニメならではの演出が成せたもの。
「シィィザーーァァァッ」の叫びは期待以上。3部格ゲーにゲスト出演したジョセフ(CV:大塚芳忠)のスーパーコンボ「忘れぬ想い」でも叫びは聞くことができ、これももちろんインパクトのある演技だったのですが……そこで終わるゲーム版と違って、このシーンって直後の慟哭とセットなんですよね。上述の台詞以上に、そちらに心を揺さぶられてしまいました。「シィィザーーァァァッ」だけに気を取られていた自分が恥ずかしい。
杉田智和の演技も、その横で小さく聞こえる田中敦子の泣きの声も。泣き叫ぶジョセフが岩を叩き、そして打ちひしがれる描写の追加も、ナレーションの「その身尽きても~」のここへの移動も、十字架型の岩の向きを垂直にして建物上方の光の十字架と重ねる演出も、音楽も……これを全力投球と言わずして何と言う。
というわけで、とうとう来てしまいましたこの回。エシディシ戦まで「わはは、面白れー」って感じで視聴してたんですが、19話予告でシーザーとホテルが映った瞬間、固まってしまいました。そう、シーザーの最後が訪れてしまうんだという現実に一挙に引き戻されてしまって……シーザー役の佐藤拓也はこれで初めて知ったので、キャスティングを見た時はちょっと不安になったものでしたが、登場回だけで完全にそれを払拭してくれたのも懐かしい話。彼に最高の声を吹き込んでくれたことを、感謝したいと思います。
初めて2部を読んだ時は歯抜けの状態の単行本で、というか、最初に読んだのがこの回の収録された10巻ではなかったかと記憶しています。当然、ジョセフとシーザーのこれまでの友情やツェペリ男爵のことは全然知らなかったのですが……それでも今週アニメ化された数話には本当に圧倒され、胸が震えました。第2部で1番印象的なシーンを挙げろと言われたら、月並みと言われようがこのジョセフとリサリサの悲しみのシーンを挙げざるを得ない。そして、それを今回素晴らしい形でアニメとして見ることができたのはもう感無量です。。
さて、この後の話は正に激戦。シーザーの退場で、2部も終わりが近づいて来たことをひしひしと感じます。終わってしまうのが寂しい、でも早く先が見たい……
承太郎「つまりこういうことか? 『おれはこいつを予約しなければならない………』」
テレンス「Exactly(そのとおりでございます)」
き…切れた ぼくの体の中でなにかが切れた… 決定的ななにかが……(ポチッ) 通常版だけど予約しちゃったぞ畜生。ところで承太郎、その台詞原作だと自分の台詞じゃないよねw
<おまけ>
ちまちました時間に再生するとそのまま止まらなくなるw
前回の感想:ジョジョの奇妙な冒険 第19話「死の崖へつっぱしれ」
関連の感想:ブルーレイ ジョジョの奇妙な冒険 第1巻
ビビッドレッド・オペレーション 第7話「ゆずれない願い」
どう考えても賞味期限的なものを過ぎてると思うんだけど、博士製作の冷蔵庫だし鮮度保管に何か異次元的な性能を発揮するんだろうかwww
あおい「それとね、その勉強会なんだけどもう1人誘っていいかな……?」
わかば・ひまわり「「え?……」」
ひまわり「それいいと思う」
わかば「うん、そうしましょ」
5話の時も書いたけど、あかねに劣らず3人ともいい子だなあ。1人くらい「もうあの子(れい)のことはいいよ」って言い出してもおかしくない状況だと思うんだけど、3人バラバラに声をかけるのがそれぞれの優しさを示している感じ。
カラス「他の人間に干渉してはならないこと、ただし毎日学校にいくこと。それが最初の約束だったはずです」
れい「どうしてですか、アローンを使って示現エンジンを破壊すればそれで終わりなのに! 何故わざわざ学校なんかに行かなくちゃいけないんです!?」
そういえば確かに、示現エンジン破壊だけなら別に学校にいく必要ないのか。わざわざ「行かないといけない」と触れてくるあたり、カラスの目的もれいを利用するというだけではないのかしらん。そして今更カラスの声がバルクホルンお姉ちゃんなことに気付いた!不覚!
きゅうりだけでもあざといのにマヨネーズである。舐め尽くすように使うなマヨラー設定。
あ、個人的にきゅうりはもろみ味噌で食べるのが一番美味しいと思います。
7話にして初の4人でのまともな戦闘……といっても、各自1回行動したらドッキングに移行したのでちょっと物足りなかったかな。あまり強くないとか言われるしw ただまあ、そのままだと済まないだろうというのは感じられたので、緊張感よりはちょっとした不気味さに近いものを感じました。
というわけで、次回に続く形で今回の話は終了。あかねのダメージの受け方が魔法少女ではなく機械変身少女らしいものだったのは地味に嬉しかった所。これ、本人の怪我はどんな感じなのでしょうかね。さてさて、次回は話が動いてくれるかな。
前回の感想:ビビッドレッド・オペレーション 第6話「健次郎があかね達の友情パワーを強化しようとするけどとんでもないことになる話」
問題児たちが異世界から来るそうですよ? 第7話「暗闇で飛鳥がチューチューされちゃうそうですよ?」
北でのエピソード第2回。EDを歌っているので出番があるかな?と思っていた佐土原かおりはフロアマスター・サンドラ役。声質で「うぽって!!」のしぐ役と分かるのだけど、キャラに合わせて微妙に舌っ足らずな感じの演技にしている印象。
ドイツ語とかグリム童話とか現実世界がベースになり過ぎているきらいはあるものの、世界観も登場人物もこなれた印象。いや振り返ってみるとロボという異質過ぎる要素が出ているのだけど、露出量の少なさとその他の描写であまり気にならない。視聴側が慣れたというのもあるだろうけど、前々回までと比べて格段に楽しい。問題児3人それぞれで展開していた要素が魔王―ラッテンフェンガーのラインに収束していくのは期待を煽ってくれます。
しかし暗闇にネズミの大群て、どうしてもロマサガ3を思い出しちゃうな。
さてこの7話は同時に真サービス回。今回ばかりは簡易感想でキャプ画枚数制限してるのを残念に思ったwww 「ああこれにしよう」「いやこのシーンにしよう」と視聴しながら選択候補が増えていくのが実に嬉しい。風呂あがりにの髪の毛がまだ濡れてるのも自然だけどわざわざ水滴書くのは珍しいな?と思ったらエロスのための伏線だった。白夜叉と十六夜によるエロス天丼、実にお馬鹿様。
前回の感想:問題児たちが異世界から来るそうですよ? 第6話「問題児たちがお祭り騒ぎに参加するようですよ?」
ブルーレイ ジョジョの奇妙な冒険 第2巻
ブルーレイ第2巻到着!人間賛歌は勇気の賛歌!TV放映時の感想は↓
ジョジョの奇妙な冒険 第4話「波紋疾走」
ジョジョの奇妙な冒険 第5話「暗黒の騎士達」
ジョジョの奇妙な冒険 第6話「あしたの勇気」
スピードワゴン「Time for Speedwagon to play it cool(スピードワゴンはクールに去るぜ)」
ディオ「How many slices of bread have you each?(おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?)」
ポコ「Sis! Tomorrow is now!(ねーちゃん!あしたっていまさッ!)」
英語逆字幕は今回も収録。「仙道」「波紋」はまんま「Sendo」「Hamon」でした。ジョナサンの「ふるえるぞハート! 燃えつきるほどヒート!! 刻むぞ血液のビート! 山吹き色の波紋疾走!!」はさすがに韻を踏めなくなっているのですが……
ジョナサン「My heart resonates…Heat enough to burn…My blood's beat is razor-sharp! Sunlight Yellow Overdrive!」
という具合。これはこれでかっこいいな。
*それぞれ上がTV放映版、下がブルーレイ/DVD版
今回も黒塗りグロ表現が解禁。何やってるか分からねーよってレベルだった切り裂きジャックのセルフ頬刺しなんかが大分分かりやすくなっています(キャプ画だとサイズの関係でそれでもちょっと分かりづらいけど)。
作画修正はあまり注意深くチェックしてませんが、分かりやすいのは↑のシーン。修正後の方がジョナサンの顔立ちが精悍になっていることが分かります。
また、今回は第1部の原画集も特典として付属しています。1話から9話までの原画を各数枚ずつ見ることができる他、各話に対する津田ディレクターのコメントも有り。ツェペリ男爵に怪我を治してもらったジョナサンが石を持ち上げるシーンは、アフレコ時やっぱり深夜の通販番組みたいなシナリオになっていたそうですwww やー、次巻も楽しみだ。
前回の感想:ブルーレイ ジョジョの奇妙な冒険 第1巻
ブルーレイ ゆるゆり♪♪ 第6巻
ゆるゆり♪♪のブルーレイ6巻を購入。楽しかった2期のブルーレイもこれでおしまい。収録回のTV放映時の感想は↓
ゆるゆり♪♪ 第11話「時をかけるあかり」
ゆるゆり♪♪ 第12話「さらば主人公、また会う日まで」
今回の特典は「「こんなこともあったよね☆」ごらく部&生徒会思いでアルバムR」。2期ブルーレイ&DVDの表紙写真12枚とのセットでアルバムを再現したものになっています。ブルーレイ&DVDの表紙はリバーシブルで一度に見辛くはあったので、総覧としてもありがたい。
設定映像は残る向日葵&櫻子。1枚目のチェックポイントがチェックポイントじゃない!w
キャラコメは例によって脱線上等。3期はあるかも?ないかも?といった話題もありますが、やっぱり要するに応援次第ということで。
すぺしゃるなさうんどCD、今回の収録はやはりというかなんというか11話の挿入歌「みんなだいすきのうた」。これがフルで聴けるのを待ってた! コメディーなのに泣ける場面としてしっかり成立させていた歌ですが、改めて聴いて歌詞を見ても、あかりの皆への気持ちが伝わってくる。「ちょっとだけおやすみ」の通り、3期も製作してくれるといいなあ。スタッフの皆様、お疲れ様でした。
前回の感想:ブルーレイ ゆるゆり♪♪ 第5巻
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【言及】
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