大きなお世話なんだよ!/WORKING!!! 5話他2015/8/2感想
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WORKING!!! 第5話「スーパーバッグ・イン・ザ・ハート」
GATCHAMAN CROWDS insight 第5話「halo effect」

艦これ、夏イベが始まるまでにできるだけマンスリーの攻略を済ませておかないと……E-7までありお札も2種類では済まなそうとか今から想像だに恐ろしい((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
WORKING!!! 第5話「スーパーバッグ・イン・ザ・ハート」
©高津カリノ/スクウェアエニックス・「WORKING!!3」製作委員会



伊波さんの「痛くないパンチ」は宗太に謎の大きなダメージを与えていた。心配する姉妹だったが……宗太、ついに気付き始める第5話。
基本的には宗太と伊波さんの仲の進展なのだが、実際的には泉姐さんの奮闘回。他の姉妹の出番は序盤の宗太の暴走家事への反応に留まっているし、ワグナリアのスタッフについては山田のエピソードが無ければ山田以外は出番がないほど。こんな裏の主役と言えるほどの出番があって泉姉さんが筋肉痛にならないか心配である。そして宗太・伊波さん・泉姉さんの人間関係の認識がズレているせいで色恋沙汰が常にコメディでコーティングされている辺りがこの作品らしいし、その勘違いがきっかけで(相手が宗太だと知らずに、自分の好きな人が宗太だと推測できることを喋ってしまった)事態が動くというのも破壊力を高めていた印象。
ただ山田と納豆のエピソードはワグナリアスタッフの出番の補完の意味合いや、宗太と伊波さんの「喧嘩(?)して仲直り」に通じるところはあったものの、紙袋ボクサー姿の正体が分かった後での挿入は生殺し感が強くて素直に楽しめなかった印象。うざかわいいじゃなくてリアルでうざがられてどうする山田。
関連:
WORKING!!! 感想リスト
WORKING!!! 第1話「ワグナリア戦線異状なし」
WORKING!!! 第2話「愛の嵐!?」
WORKING!!! 第3話「史上最大の夜」
WORKING!!! 第4話「ハート・ノッカー」
GATCHAMAN CROWDS insight 第5話「halo effect」
©タツノコプロ / ガッチャマン クラウズ インサイト製作委員会



首相公選に立候補するゲルサドラと、それを応援することにしたつばさ。人気は当初こそ菅山が圧倒的だったのだが……
宇宙人首相、誕生の第5話。ゲルサドラとつばさを2人が2人であるまま勝利に導くために丈を使うというのが面白い。市長の秘書になったと聞いて首を傾げてたが、そういえば優秀公務員設定だった……! 選挙戦というガッチャマンの主なフィールドとは別の場所を主体にしておきながら、全員存在感を失っていません。パイマンは場の癒やしをしつつ泡沫候補になるしうつつはその手伝い、O・Dは一言だけ釘を刺すコメンテーター、選挙の推移に右往左往する累、「これと言って動かない」ことが描かれる清音、考え続けるはじめ。全てが丈のてのひらの上ではなく菅山の失言がきっかけになるといった要素も含めて、ガッチャマン達を埋もれさせることなく上手いこと30分に推移を収めた回だったなという印象。
で、丈と理詰夢の2人を経て段階的に「空気」について語らせることで社会批判というよりは問題提起していく流れがなんとも怖い。理詰夢は言う。「菅山首相については誹謗中傷で済んでいるからまだいい。これがもし、もっと罪の重い人間だとしたら……」 ここで対象に「乱歩奇譚」のワタヌキやスナガ(のようだと思われた)人間を当てはめてみると……。クラウズのような物理的な力はなくとも、誹謗中傷で済まないレベルの「空気による制裁」は日々起きているわけで。そして僕は、そうした事例を見かけても、加担はしなくとも少なくとも止めに入ることはしない。おかしいのじゃないかなと思っても口に出す勇気は持てない。僕自身が対象を悪人だと思っていれば、内心ザマァと思いすらする。手を汚すことも立ち塞がることもせず、断罪の快感に酔ってしまう。でも、こんなものどうしたらいいのか。今の世の中はアクセスできる情報が多いがゆえに、知り得る筈の問題の1%にだって本気で取り組んだらあっという間にキャパシティを越えてしまう。考えさせられるというのはきっとこういうことなのだ……とお茶を濁すことはできるのですが。
関連:
GATCHAMAN CROWDS insight 感想リスト
ガッチャマン クラウズ #1「A vant-garde」
ガッチャマン クラウズ #2「Asymmetry」
ガッチャマン クラウズ #3「Futurism」
ガッチャマン クラウズ #4「Kitsch」
ガッチャマン クラウズ #5「Collaboration」
ガッチャマン クラウズ #6「Originality」
ガッチャマン クラウズ #7「Abjection」
ガッチャマン クラウズ #8「Genuine」
ガッチャマン クラウズ #9「Forgery」
ガッチャマン クラウズ #10「Crowds」
ガッチャマン クラウズ #11「Gamification」
ガッチャマン クラウズ #12(最終回)「collage」
GATCHAMAN CROWDS insight 第1話「contact point」
GATCHAMAN CROWDS insight 第2話「penetration」
GATCHAMAN CROWDS insight 第3話「launch」
GATCHAMAN CROWDS insight 第4話「2:6:2」

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【言及】
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-4013.html
http://riksblog.fool.jp/public_html/mt5/anime/now/2015/08/work3-5.html
http://renpounasu.blog.fc2.com/blog-entry-1837.html
http://magi111p04.blog59.fc2.com/blog-entry-2254.html
http://nanohana0103.blog.fc2.com/blog-entry-3174.html
http://kouyanoblog.blog61.fc2.com/blog-entry-5870.html
http://ai-mugi.blog.eonet.jp/aimugi/2015/08/working-bb3e.html
http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/workingtokyomx8.html
http://kira47.blog58.fc2.com/blog-entry-3588.html
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GATCHAMAN CROWDS insight 第5話「halo effect」

艦これ、夏イベが始まるまでにできるだけマンスリーの攻略を済ませておかないと……E-7までありお札も2種類では済まなそうとか今から想像だに恐ろしい((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
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©高津カリノ/スクウェアエニックス・「WORKING!!3」製作委員会



伊波さんの「痛くないパンチ」は宗太に謎の大きなダメージを与えていた。心配する姉妹だったが……宗太、ついに気付き始める第5話。
基本的には宗太と伊波さんの仲の進展なのだが、実際的には泉姐さんの奮闘回。他の姉妹の出番は序盤の宗太の暴走家事への反応に留まっているし、ワグナリアのスタッフについては山田のエピソードが無ければ山田以外は出番がないほど。こんな裏の主役と言えるほどの出番があって泉姉さんが筋肉痛にならないか心配である。そして宗太・伊波さん・泉姉さんの人間関係の認識がズレているせいで色恋沙汰が常にコメディでコーティングされている辺りがこの作品らしいし、その勘違いがきっかけで(相手が宗太だと知らずに、自分の好きな人が宗太だと推測できることを喋ってしまった)事態が動くというのも破壊力を高めていた印象。
ただ山田と納豆のエピソードはワグナリアスタッフの出番の補完の意味合いや、宗太と伊波さんの「喧嘩(?)して仲直り」に通じるところはあったものの、紙袋ボクサー姿の正体が分かった後での挿入は生殺し感が強くて素直に楽しめなかった印象。うざかわいいじゃなくてリアルでうざがられてどうする山田。
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GATCHAMAN CROWDS insight 第5話「halo effect」
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首相公選に立候補するゲルサドラと、それを応援することにしたつばさ。人気は当初こそ菅山が圧倒的だったのだが……
宇宙人首相、誕生の第5話。ゲルサドラとつばさを2人が2人であるまま勝利に導くために丈を使うというのが面白い。市長の秘書になったと聞いて首を傾げてたが、そういえば優秀公務員設定だった……! 選挙戦というガッチャマンの主なフィールドとは別の場所を主体にしておきながら、全員存在感を失っていません。パイマンは場の癒やしをしつつ泡沫候補になるしうつつはその手伝い、O・Dは一言だけ釘を刺すコメンテーター、選挙の推移に右往左往する累、「これと言って動かない」ことが描かれる清音、考え続けるはじめ。全てが丈のてのひらの上ではなく菅山の失言がきっかけになるといった要素も含めて、ガッチャマン達を埋もれさせることなく上手いこと30分に推移を収めた回だったなという印象。
で、丈と理詰夢の2人を経て段階的に「空気」について語らせることで社会批判というよりは問題提起していく流れがなんとも怖い。理詰夢は言う。「菅山首相については誹謗中傷で済んでいるからまだいい。これがもし、もっと罪の重い人間だとしたら……」 ここで対象に「乱歩奇譚」のワタヌキやスナガ(のようだと思われた)人間を当てはめてみると……。クラウズのような物理的な力はなくとも、誹謗中傷で済まないレベルの「空気による制裁」は日々起きているわけで。そして僕は、そうした事例を見かけても、加担はしなくとも少なくとも止めに入ることはしない。おかしいのじゃないかなと思っても口に出す勇気は持てない。僕自身が対象を悪人だと思っていれば、内心ザマァと思いすらする。手を汚すことも立ち塞がることもせず、断罪の快感に酔ってしまう。でも、こんなものどうしたらいいのか。今の世の中はアクセスできる情報が多いがゆえに、知り得る筈の問題の1%にだって本気で取り組んだらあっという間にキャパシティを越えてしまう。考えさせられるというのはきっとこういうことなのだ……とお茶を濁すことはできるのですが。
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ガッチャマン クラウズ #7「Abjection」
ガッチャマン クラウズ #8「Genuine」
ガッチャマン クラウズ #9「Forgery」
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ガッチャマン クラウズ #11「Gamification」
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