実戦投入許可を/シドニアの騎士11話他2014/6/22感想
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selector infected WIXOSS(最終回) 第12話「その選択は…」
シドニアの騎士 第11話「衝突」
帰省終了、実家からアパートへ。久しぶりに祖父に会ったりと色々実りの大きい帰省でした。
selector infected WIXOSS 第12話「その選択は…」
(C)LRIG/Project Selector
一衣と和解し、最期の戦いに臨むるう子。その願いを叶えようとするタマだったが、彼女に語りかけた繭は……
分割2クール前半最終話、引きのバッドエンド。一衣との和解が美しければ美しいほど、その「自己犠牲を厭わぬ友情」が皮肉として作用する構図は非常に面白かったのだけど、決意を固めたタマの心に繭の言葉で疑念が急遽生まれる、というのはあまりスムーズな印象は受けなかったかな。るう子とタマのすれ違いよりも、繭の横槍のイメージをより強く受けてしまいました。結局のところるう子の「自分自身にもついていた嘘」がタマに願いを叶えさせなかった原因であるのはよくできていただけに、今回までを見る分にはその結実が拙速に思えるのは残念。
とは言え、お互いを思いつつ「裏切り合った友達」がどうそれを修復するのかというのは2期のテーマとして非常に気になる部分。謎はまだまだ残されているし、秋を楽しみに待ちたいと思います。ひとまずはスタッフの皆様、お疲れ様でした。
関連:
selector infected WIXOSS 感想リスト
selector infected WIXOSS 第1話「この奇跡は兢々」
selector infected WIXOSS 第2話「その出会いは劇薬」
selector infected WIXOSS 第3話「この平穏は戯言」
selector infected WIXOSS 第4話「その祈りは冒涜」
selector infected WIXOSS 第5話「あの誓いは無効」
selector infected WIXOSS 第6話「この胸は純白」
selector infected WIXOSS 第7話「その少女は切望」
selector infected WIXOSS 第8話「あの契は虚事」
selector infected WIXOSS 第9話「その真実は無情」
selector infected WIXOSS 第10話「あの思いは漂着」
selector infected WIXOSS 第11話「あの夏は憧憬」
シドニアの騎士 第11話「衝突」
(c)TSUTOMU NIHEI・KODANSHA/KOS PRODUCTION COMMITTEE
自らの8千倍の体積を持つ巨大な連結型ガウナと戦うことになったシドニア。量産を進めていた新兵器を装備して長道達は出撃するのだが……
最終決戦、前回の長道の奮闘もすっ飛ぶ窮地に陥る11話。というか、長道の活躍を後回しにするための要素が揃っていた回というべきかな。弾体加速装置が多数用意されたこと、敵が連結型であることなどからこれまでになく集団戦の重要性が増しており、「また生還率が書き換えられるわ」という台詞に象徴されるように多数の出撃→多数の衛人操縦士の死が遠慮無く描けるようになっています。主人公としての活躍である一点突破や中心となる個体の撃破などはできる状況ではなく、今回の話の長道はあくまで操縦の上手い一戦力でしかない。
そんな彼の代わりに11話の中心となっているのは纈で、司令補という立場と集団戦という状況が正に彼女を描くための場として機能しています。第二小隊全滅という絶望的な結果を突きつけられて、しかしだからといってもちろん諦めるわけにはいかない……という現実は想像するだけで逃げ出したくなってくる重圧ですが、すぐにより大胆な作戦を展開してみせる様子に彼女の心の強さが感じられます。驚き役だった勢威から作戦立案に優れた彼女に司令補が交代したことで、司令部描写の面白さが変化しているのも興味深いポイント。勢威の方はすごく影が薄くなってるけどw
さてさて、次回は最終回。アニメとしてはどんな締めを迎えることになるのかしらん。終わったら原作読むぞー。
関連:
シドニアの騎士 感想リスト
シドニアの騎士 第1話「初陣」
シドニアの騎士 第2話「星空」
シドニアの騎士 第3話「栄光」
シドニアの騎士 第4話「選択」
シドニアの騎士 第5話「漂流」
シドニアの騎士 第6話「敬礼」
シドニアの騎士 第7話「覚悟」
シドニアの騎士 第8話「不死」
シドニアの騎士 第9話「眼差」
シドニアの騎士 第10話「決意」
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【言及】
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-2576.html
http://ylupin.blog57.fc2.com/blog-entry-8728.html
http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/tbs62011-5952.html
http://magi111p04.blog59.fc2.com/blog-entry-1679.html
http://guutaranikki.blog4.fc2.com/blog-entry-10340.html
http://ai-mugi.blog.eonet.jp/aimugi/2014/06/selector-infect-3056.html
http://nanohana0103.blog.fc2.com/blog-entry-1975.html
http://animechild.youblog.jp/archives/38717802.html
http://izan499.blog.fc2.com/blog-entry-579.html
http://animegane1216.blog.fc2.com/blog-entry-1680.html
http://hienkyaku.blog50.fc2.com/blog-entry-3700.html
http://luvnail.blog46.fc2.com/blog-entry-3111.html
http://kakioki60.blog129.fc2.com/blog-entry-2527.html
http://animekyo.blog109.fc2.com/blog-entry-1594.html
http://hyumablog.blog70.fc2.com/blog-entry-3770.html
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シドニアの騎士 第11話「衝突」
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一衣と和解し、最期の戦いに臨むるう子。その願いを叶えようとするタマだったが、彼女に語りかけた繭は……
分割2クール前半最終話、引きのバッドエンド。一衣との和解が美しければ美しいほど、その「自己犠牲を厭わぬ友情」が皮肉として作用する構図は非常に面白かったのだけど、決意を固めたタマの心に繭の言葉で疑念が急遽生まれる、というのはあまりスムーズな印象は受けなかったかな。るう子とタマのすれ違いよりも、繭の横槍のイメージをより強く受けてしまいました。結局のところるう子の「自分自身にもついていた嘘」がタマに願いを叶えさせなかった原因であるのはよくできていただけに、今回までを見る分にはその結実が拙速に思えるのは残念。
とは言え、お互いを思いつつ「裏切り合った友達」がどうそれを修復するのかというのは2期のテーマとして非常に気になる部分。謎はまだまだ残されているし、秋を楽しみに待ちたいと思います。ひとまずはスタッフの皆様、お疲れ様でした。
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selector infected WIXOSS 第2話「その出会いは劇薬」
selector infected WIXOSS 第3話「この平穏は戯言」
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selector infected WIXOSS 第7話「その少女は切望」
selector infected WIXOSS 第8話「あの契は虚事」
selector infected WIXOSS 第9話「その真実は無情」
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シドニアの騎士 第11話「衝突」
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自らの8千倍の体積を持つ巨大な連結型ガウナと戦うことになったシドニア。量産を進めていた新兵器を装備して長道達は出撃するのだが……
最終決戦、前回の長道の奮闘もすっ飛ぶ窮地に陥る11話。というか、長道の活躍を後回しにするための要素が揃っていた回というべきかな。弾体加速装置が多数用意されたこと、敵が連結型であることなどからこれまでになく集団戦の重要性が増しており、「また生還率が書き換えられるわ」という台詞に象徴されるように多数の出撃→多数の衛人操縦士の死が遠慮無く描けるようになっています。主人公としての活躍である一点突破や中心となる個体の撃破などはできる状況ではなく、今回の話の長道はあくまで操縦の上手い一戦力でしかない。
そんな彼の代わりに11話の中心となっているのは纈で、司令補という立場と集団戦という状況が正に彼女を描くための場として機能しています。第二小隊全滅という絶望的な結果を突きつけられて、しかしだからといってもちろん諦めるわけにはいかない……という現実は想像するだけで逃げ出したくなってくる重圧ですが、すぐにより大胆な作戦を展開してみせる様子に彼女の心の強さが感じられます。驚き役だった勢威から作戦立案に優れた彼女に司令補が交代したことで、司令部描写の面白さが変化しているのも興味深いポイント。勢威の方はすごく影が薄くなってるけどw
さてさて、次回は最終回。アニメとしてはどんな締めを迎えることになるのかしらん。終わったら原作読むぞー。
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シドニアの騎士 第6話「敬礼」
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シドニアの騎士 第9話「眼差」
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