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キント、レクサス「RX」向け「イルミネーションアップグレード」を設定

福祉用品「いつでもウェルキャブ」の一部アイテムも取り扱い開始

2025年10月8日 発表
キントが、レクサス「RX」向け「イルミネーションアップグレード」を設定した

室内の照明を2倍の明るさにチューニング

 販売済みのトヨタ車、レクサス車、GR車の一部対象モデルに「アップグレード」や「リフォーム」といったメニュー「アップグレードセレクション」を提供するKINTO FACTORY(キントファクトリー)は10月8日、レクサス「RX」の室内イルミネーションを、従来比2倍の明るさにする「イルミネーションアップグレード(室内明るさアップ)」の取り扱いを開始した。適合はRXの2022年11月~2025年2月生産分で、価格はメーカー保証付帯で、version LとF SPORT Performanceは12万1000円、F SPORTは11万円。

 イルミネーションアップグレード(室内明るさアップ)は、2024年4月に「NX」からスタートしたサービスで、特に人気が高く、ユーザーから「他のレクサス車にも拡大してほしい」との声が多いという。

室内明るさアップの変更箇所

 RXでの変更箇所は、前席足下、サイドトリム、フロント・リアドアアームレスト、フロント・リヤドアハンドル、フロントドアポケット(version L・F SPORT Performanceのみ)で、高輝度のLEDに交換することで従来と比べて2倍の明るさにアップグレードし、心地よい光が空間をより鮮やかに演出するとしている。

アップグレード前と後の明るさの比較(運転席側)
アップグレード前と後の明るさの比較(助手席側)

福祉用品「いつでもウェルキャブ」の一部アイテムも取り扱い開始

 また、これまで福祉用品のクルマへの施工は、トヨタ正規販売店での相談・申し込みが前提となっていたが、10月8日からUPGRADE SELECTIONS by KINTO FACTORYが取り扱いを開始。まずはシエンタ用の「ターンチルトシート(助手席用)」と「車いす収納装置」がWebサイトから申し込めるようになった。

 価格はメーカー保証付帯で、ターンチルトシートが15万8400円(適合は2015年7月~2022年7月生産分)。車いす収納装置は16万5000円(適合は2015年7月~2022年7月、2022年8月〜2024年5月生産分)。

UPGRADE SELECTIONS by KINTO FACTORYが、福祉用品「いつでもウェルキャブ」の一部アイテムの取り扱いを開始した

 自身のパソコンやスマートフォンから気軽に相談・申し込めることで、家族の介助をしている人や、これから介助が必要になる可能性のある人にとって、より身近な選択肢になるとしている。また、順次車種およびアイテムの拡充も検討するという

ターンチルトシートは、シート横の回転レバーを操作して、シートを回転&チルト(傾ける)させることで、両脚をそろえたままスムーズに乗り降りできるシートで、高齢者や足腰に不安を抱える人など、クルマの乗り降りに悩みを抱えているユーザーにおすすめのアイテム
車いす収納装置は、スイッチ操作で折りたたんだ車いすを電動で収納できる装置。主に35kg以下の車いすに対応して、使用しない時は後付け装置を取り外せるため、ラゲッジスペースを広く使える。この装置を使うことで、重い車いすの積み下ろしによる腰への負担を軽減できるとしている