レイアウトに山形厚史さんが!!
理由は知らない。
げんしけんOVA OP
http://www.youtube.com/watch?v=v_Q8QpDRWuI
くじびきアンバランスOP
http://www.youtube.com/watch?v=jYEo-M-bP54
同人趣向のオマージュ的OP
失礼ながら、水島さんがここまで空気が読める人だとは思わなかった・・・
この学館の雰囲気には確かに微妙に憧れる。夜な夜な下らない会議が開かれたり学生が飛び降りたり左翼団体がバリケード張ったり機動隊を目の前にコタツで鍋を食ったり。え?
青春って何なんだろうと、そんな下らないことを考えるのにはピッタリのアニメ、というか原作なんだとため息を一つ。行き着く先はなぜか朝チュンというカオスを残念ながら僕は正視することが出来ないけれど。
就職、恋愛ともに勝ち組となった笹原を主人公として認めたくは無いと足掻く哀れなアフタヌーン読者の気持ちは、分からなくは無い。だがしかし、どう気張ってもリア充には勝てないという現実が待ち構えていることには変わりは無いのである。「オタクの癖にムカつく」と声にならない悲鳴を上げながら1月の新番を必死にチェックする僕らと、等身大の斑目。リアルなフィクションを描くために用意された、誰にでも肯定しうる隙間が斑目であったと、そんなことをついつい考えてしまうために、僕は笹原を主人公として肯定する。
「大学に四年間通って未だに童貞のやつって一体何なの?」
という煽り文句が煽りとして効果的に機能する現実。
残念ながら社会は笹原を肯定するのだ。
制作はトムスから亜細亜堂へ完全移行。
前のキャラデと柳田キャラデが微妙に入り乱れているのは例の大人の事情と云う奴でしょうか。
作画監督に藤森さん
レイアウトに山形厚史さんと遠藤さん。
お金を掛けていそうな面々。
作画ファンは必見だと思いますよ。
NHK的な洗練されたテレビアニメ!という印象は受けましたが、インパクトは少なめ。ボーナスの使い道が無くてBOXを買う余裕のある亜細亜堂ファンの人は見ておいてもいいと思います。スタッフの大野さんに対する愛情をびしびし感じ取ることが出来るはず。「大野さんなんて幻想だ!」なんてことは、もう十万回ぐらい言われているのだろうけれど、だからこそ求められる存在であるという不思議な構造。リアルワールドに居たらどう考えてもサークルクラッシャーなんだろうけれど、まぁ、フィクションだし。
大野さんは普通に猛禽類だけれど、そんな小汚い描写は避けつつ、くっついた男とのセックスをも、うやむやにし続けるという木尾士目の策略。肝心なことはいつも、見せない、描かない。だからこそ美しく見える物語。「げんしけん」的世界に憧れたり、あの世界をノンフィクションと錯覚していたりする人を稀に見かけるけれど、疑問に思うことがしばしば。否定はしないけれどね。
理由は知らない。
げんしけんOVA OP
http://www.youtube.com/watch?v=v_Q8QpDRWuI
くじびきアンバランスOP
http://www.youtube.com/watch?v=jYEo-M-bP54
同人趣向のオマージュ的OP
失礼ながら、水島さんがここまで空気が読める人だとは思わなかった・・・
脚本 横手美智子
絵コンテ 福富 博
演出 根岸宏樹
作画監督
藤森雅也 をがわいちろを
レイアウト
遠藤靖裕
藤森雅也
山形厚史
原画
遠藤江美子
後藤潤二
吉原幸之助
吉田光春
赤城博昭
長谷川亨雄
この学館の雰囲気には確かに微妙に憧れる。夜な夜な下らない会議が開かれたり学生が飛び降りたり左翼団体がバリケード張ったり機動隊を目の前にコタツで鍋を食ったり。え?
青春って何なんだろうと、そんな下らないことを考えるのにはピッタリのアニメ、というか原作なんだとため息を一つ。行き着く先はなぜか朝チュンというカオスを残念ながら僕は正視することが出来ないけれど。
就職、恋愛ともに勝ち組となった笹原を主人公として認めたくは無いと足掻く哀れなアフタヌーン読者の気持ちは、分からなくは無い。だがしかし、どう気張ってもリア充には勝てないという現実が待ち構えていることには変わりは無いのである。「オタクの癖にムカつく」と声にならない悲鳴を上げながら1月の新番を必死にチェックする僕らと、等身大の斑目。リアルなフィクションを描くために用意された、誰にでも肯定しうる隙間が斑目であったと、そんなことをついつい考えてしまうために、僕は笹原を主人公として肯定する。
「大学に四年間通って未だに童貞のやつって一体何なの?」
という煽り文句が煽りとして効果的に機能する現実。
残念ながら社会は笹原を肯定するのだ。
制作はトムスから亜細亜堂へ完全移行。
前のキャラデと柳田キャラデが微妙に入り乱れているのは例の大人の事情と云う奴でしょうか。
作画監督に藤森さん
レイアウトに山形厚史さんと遠藤さん。
お金を掛けていそうな面々。
作画ファンは必見だと思いますよ。
NHK的な洗練されたテレビアニメ!という印象は受けましたが、インパクトは少なめ。ボーナスの使い道が無くてBOXを買う余裕のある亜細亜堂ファンの人は見ておいてもいいと思います。スタッフの大野さんに対する愛情をびしびし感じ取ることが出来るはず。「大野さんなんて幻想だ!」なんてことは、もう十万回ぐらい言われているのだろうけれど、だからこそ求められる存在であるという不思議な構造。リアルワールドに居たらどう考えてもサークルクラッシャーなんだろうけれど、まぁ、フィクションだし。
大野さんは普通に猛禽類だけれど、そんな小汚い描写は避けつつ、くっついた男とのセックスをも、うやむやにし続けるという木尾士目の策略。肝心なことはいつも、見せない、描かない。だからこそ美しく見える物語。「げんしけん」的世界に憧れたり、あの世界をノンフィクションと錯覚していたりする人を稀に見かけるけれど、疑問に思うことがしばしば。否定はしないけれどね。
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