2024年初頭は帰国することも転職することもまったく想定していなかったので、結果的に大きな変化があった年でした。2025年はもうちょっと落ち着いた感じで行きたいものです。
転職
これまで概ね10年単位でキャリアチェンジ・転職(20代は大企業での研究職、30代はウェブスタートアップ、40代はグローバルメガベンチャー)してきたが、期せずして50歳の節目で、アメリカから帰国と転職を行うことになりました。
アメリカから帰国することを先に決めていたので、今後についてじっくり考える時間がありました。様々な選択肢が考えられましたが、最終的には、これまでの自分の経験を日本の社会に還元することで貢献できれば、と思い、現職の弁護士ドットコムのCTOを引き受けることにしました。
転職というのは、自分の能力や経験が求められる機会と自分が動きたいという意志の波長がうまく合い、結実するかどうかが肝だなぁ、と思った流れでした。転職という選択をした後は、その選択を正解にしていく努力を重ねていくべき、と考えているので、今回の選択も振り返って正解だったと言えるようにしていくつもりです。
まだ入社して1ヶ月半で、宮坂さんの「最初の100日で何をすべきで何をすべきではないか?|miyasaka」の通り、最初はいろいろ見て聞くことに専念していて、今年はそれで過ぎてしまったので、来年は成果を出して貢献していきたいものです。
アメリカからの帰国
転職の前にアメリカから帰国することを決めていた、と書いていましたが、これも大きな人生における選択でした。アメリカで働き住む、ということは立場によって状況は千差万別で、自分の場合は平均からは十分恵まれていたものの、アメリカで快適に住める、というのは適性が必要でそれもひとつの才能だな、と思いました。
ちょうど久保田さんから「会社がなくなるタイプのレイオフ|Nobuyuki Kubota」というエントリが出ていて、今のアメリカでレールから外れてしまった時に何が起きるかが詳しく書いてあり、ああこんな感じだったな、とか、自分以上の苦労をしているな、など思うところが多々あります。自分の場合はここまでのことはなかったものの、日本とアメリカの間で生活の拠点を移す過程では、行きも帰りも様々なことに対する考慮が必要で非常に疲弊する経験でした。年齢を重ねるとしがらみもいろいろ増えて、大変さが非線形に増えていくな、ということを実感しました。
後始末はまだ来年ももうすこし続くので、つつがなく処理していきたいですね。
2025年に向けて
来年はいろいろ成果を出しつつ、日本(主に東京)で活動していきますので、皆さまよろしくお願いします。