BE～Beautiful Energy～

海外のオフィスでは、色々なアイディアが出るように会議室に工夫がされているところが多い、と聞きます。最近では、日本でも「ファシリティマネジメント」と呼ばれるぐらいオフィス環境に気を使っている会社は多いようです。

私も時々仕事に煮詰まると、いつもの席ではなく窓が見える高い場所に行って仕事をしたりします。外のカフェで空気をいっぱい吸いながら仕事をするのもとてもはかどるので大好きです。（東京の空気はぜんぜんおいしくはないですが・・・(>_<)）

会社の中に「靴を脱いでゆったりくつろげる空間」があったらいいなあ、と思ったりします。先入観に縛られない自由なアイディアが出てきそうだから。

1年前の上司とそのときのグループメンバーが久しぶりに集まりました。不思議なもので、別にものすごく高い業績を上げていたわけでも、ものすごくカリスマなマネージャーだったわけでもないのに（むしろ放任主義だったような。。。(;^_^A ）、そのときのメンバーとはこうやって1年たっても時々集まって飲んだりします。

それは仕事をしていたときから「いつでも何でも言える関係」ができていたからなのではないか、と思います。

だから久しぶりに会っても、お互いが言いたいこと言いたい放題。でもお互いのわがままに一緒に笑いながら突っ込みを入れたりして、、、、それは私にはまるで家族の団欒のような感じです。

「仕事」での付き合いはあくまでも仕事上だけかもしれません。私も特別にプライベートでも仲良くなろうとは普段意識していません。ただ、私の個人的な方針としては、どうせ一緒に「1日の大半を占める仕事」で一緒にいるのであれば、「仕事」という表面だけではなく「人と人」として付き合える関係を作りたい、と思っています。そのつながりが「仕事」で得られるもの以上の自分へのご褒美となるのだから。

まずは自分が周りからそう思われる人であること、が当面の目標です。

ある人に言われました。

「マネージャーとかマネジメントとかって、なんだかとても大袈裟で大変なことのようにとらえられがちだけど、マネージャーの妙って実は小さなところで嬉しさを感じるのよね」と。

それは、

・メンバーが「昨日できなかったことを今日できるようになった」小さな喜び
・メンバーが「私が言ったことを自信げに他の人に教えている姿を見る」喜び
・メンバー同士の相性で予想もしないお互いの良いところが引き出された瞬間
・メンバー同士が自分たちで勝手に前に向かって走り出した瞬間

などなど。

たしかに。。。
自分の一言で相手の雰囲気や顔の表情が変わる瞬間って、ゾクゾク感を感じます。

私達の仕事では、毎日、「価値を生み出す仕事かどうか？」が問われます。
「付加価値のある仕事を使用」と、毎日誰かが言っています。

今日、社内のある研修でトレーナーの方から
「ところで『価値』って何でしょう？」と聞かれて、ふと困ってしまいました。

お金を支払ってもよいと思うこと？もの？
払うお金に見合うだけのこと？もの？
そのものの価格？

色々考えてみましたが・・・最後のトレーナーの回答を聞いて目からウロコでした。

『価値とは、“有用性と希少性の掛け合わせ”である』

仕事でタクシーに乗ったら、運転手さんが「お客さんはラッキーですね。きっとよいことがありますよ」と言われました。

それはなぜかというと、会社からその場所まではほぼ1本道なのですがいつもは必ず途中のいくつかの信号でつかまるところが全ての信号が通るたびに「青」になり、他の車もなくいつもの半分の時間ぐらいで到着したから、でした。

きっと統計学的には偶然っだったのだと思いますが・・・私には『目の前の道が拓けた』ような気がして本当にとても嬉しくなりました(^-^)

こういう小さな一つ一つのLuckyに喜べる自分は、自分でけっこう好きだったりします。