超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

輪廻のラグランジェ 第3話「鴨川にランの花咲く」 感想

2012-01-22 22:47:58 | ã‚¢ãƒ‹ãƒ¡





南房総が危ないッ・・・!!




なんでしょうね、町が救われてマジで良かったって思えるのは私が房総の民だからなんでしょうか。
南房総には祖母の家もあるのでまどかには本当に活躍してもらわなきゃです(笑)。
にしても今週も神懸かった面白さでしたね!
今期でもトップクラスに好きです。

昔からこういう単純明快な主人公って大した理由もなく命賭けて戦ってしまうイメージがあるんですけど
まどかの場合は自分の生まれ育った町、地元を守りたいって強い想いがあるから
その猪突猛進な勢いに説得力があるんですよね。
確固たる理由、っていうか
誰でも地元は大切だし、物心がつくと同時にどんどん愛着も大きくなるじゃないですか。
鴨川は仕事で何回か訪れた事や私生活でも通った事あるけれど
それだけでもアニメの中で被害受けてると心痛いですよ。
本当にやめてくれ、って気持ちになる。
だから私は通常以上にこのアニメに感情移入してること間違いないですよ(笑)。まどかの気持ちも痛いほど分かる。
だからこそ、純粋に、素直に応援したくなる。前述の通り誰だって地元は大切ですから。
自分の地元も守れずに何がヒーローかって話ですよね。
いちいち周りを気にして
最低限建物も人間も守れるように、救えるように。きちんと海まで誘導する徹底っぷり。
それだけで心の優しい、素敵な女の子なんだって思わせるには十分でしたね。マジでありがとう。

昔からヒーローは何かと町や人を犠牲にしてきたけれど
このアニメではそれがないから
物凄く気持ちよく観れるし、想いも伝わってくるんだよね。それが何より最高な二話目でした!
自分の大切な、守るべきものに対して大きいも小さいもない。名言だと思う。


一方で、伝説とされるウォクスには何らかのいわくがあるらしいですね。
だからこそ乗る事に躊躇してたラン
まどかに対する申し訳ない気持ちと、まどか一人だけ頑張らせていたという事実。
そこから一歩進めたランだったけど、まどか曰くそれを伝えに来てくれた事が嬉しい、それがジャージ部魂
すなわち勇気。何も出来なかったとしても、そこに向かおうとした気持ちだけは絶対に消えない。
そんな気持ちが嬉しい、と。
ランもまたジャージ部魂が伝染したんでしょう。
例え扱うのに躊躇するような代物でも、まどかが一緒にいるから大丈夫だった。
だからこその完全飛翔。ここまできれいにまとまってると気持ち良いな。
最後はウォクスが二体というプレッシャーに負けて男子組退陣
これも今まで彼らがウォクスにこだわる描写があったからこその説得力なんでしょう。
まどかも、ランも、格好良かった!二人で守ったその事実はきっと掛け替えの無いものになっていくんだろうな。

先週は繋ぎ回、って印象だったけど
まどかの戸惑いをきちんと描いたからこそ終盤のセリフも生きてくる。
ランの飛翔によるカタルシスもちゃんとある。
見事な構成だったと思います。
ますます推したい気持ちが強くなったわー。まだまだ謎も残ってるし、楽しみですな。





ロボ=ウジウジ系の風潮に逆らってるのも面白いし、ホームランとか羽交い絞めとか
規格外なまどかの戦法もマニュアルにはない行動で楽しいです(笑)。
それでいて地元愛、っていうテーマも正直新鮮だと感じますね。あんまないでしょ、そういうテーマ。
それは最後まで貫き通して欲しいものですね。
落花生とか分かりやすいキーワードが出てきたのも地元民のツボを押さえててグッドでした。





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