超進化アンチテーゼ

「咲」は原作が初期の頃から大好きなので、ちょっと今作にも触れようかな、と。





基本的に小林立の絵柄やネームが大好きなので
外伝は知ってても中々手付かず的な存在ではあったんですが
普通にのどっちとか出てくるんだ（笑）、って。まずそれが意外だったのと、他にもタコスだったり
本編のキャラの試合やバックボーンが垣間見れる作りになってるので
これは普通に楽しめそうだなと思ったのが一つ。

で、もう一つ感じたのがこの阿知賀って絶対に本編で後々ぶつかると思うんですよ。
勿論それやったとしても違和感の無い作りには仕上げてくるだろうけど
でもぶっちゃけ知ってた方が絶対に楽しめるでしょう？
その点も踏まえて考えると
外伝とは言えきちんと観ておいた方が個人的には好い気がしたので、最初はどうかな？って思ってたけど
ファンの視点から観ると結構に興味深い作品にはなってくれそうで若干安心しました。
何より外伝のキャラ普通に可愛いしね（笑）。
一話目では抑え気味でしたが
今後どういうハッタリや過剰演出が出てくるかも相応に楽しみですなー。
なんてったってそこがこのシリーズの最大の売りの一つですもん。見た感じ普通の美人さんが集まってますが
その辺の描かれ方にも要注目って感じですね。取り敢えず掴みはバッチリだったと思います。


そう感じた理由としてはちゃんとドラマしてたから、ですかね。
離れ離れになる面々
失う先輩に
遠い地で英雄になってる友達の存在、そして再びあの場所で、雀卓で再会する事を誓うという流れ
何も外伝って看板が無くても普通に良い感じのプロット、始まりだと思えて
既にある程度燃える感覚なんかもあったりして
そんな物語の組み立て方が秀逸だったのと同時に、和の今現在を知ってる者としては
当時からスイカの育ちが良かったんだなあ、とか
からかわれ役だったんだなあ、とか
色々想う部分もあったりして。まー、何にせよ思ってた以上に面白かったのは間違いないですね。
その中で匂わされた玄の恐るべき強さや他の部員のキャラ性など
続きも続きで相応に楽しみです。

あとは単純に、普通に再会を、本当に本編でぶつかる瞬間を観てみたいって想いもある。
言うならば本編に向けての贅沢な布石って感じですかね。
でも、布石は布石でも単体で楽しめそうだったり
ファンとして、私個人の感想としては観る価値のある外伝だなあ、とは実直に思いました。面白かった！
そして本編のキャラが今回みたいにちょこちょこ出てくるのにも期待！ですね（笑）。
キャラデザが思った以上に良好なのもまた素敵な部分の一つで。
特に前述の玄ちゃんが私好みです。
にしても外伝でもグラマー多目やはいてない演出等真面目に頑張ってますね。
割と本編にもきちんとリンクしてたのが好感触な一話目でした。






しっかし小学生なのに和のスタイルは本当に凄いですよね。
中学生の時点でかなりの確変起こしちゃってますから。本編の永水の二人といい
本当にグラマー描写にこだわりがあって好きですね（笑）。この作品。