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超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

異国迷路のクロワーゼ 第4話「水明かり」 感想

2011-07-25 01:43:55 | ã‚¢ãƒ‹ãƒ¡






湯音と一緒に行水したい(挨拶)。





2回もお風呂シーンがあって個人的には役得でした・・・
といってももちろんこの回の肝はそこにあるわけじゃない(当たり前だ)
今回のテーマは約束ですよね。
二つの約束。

今回出てきたアリスはお金にモノを言わせて色々と手に入れるタイプですけど
でもなんでもかんでもそれで手に入ると思ったら大間違いで
人の心だけは金では動かせない
動かせる人もいるだろうけど
それで湯音の心は動かせない。湯音は気高く、真っ直ぐで、人の心を大切にしているキャラだから。利益よりも。


という訳で今回は湯音の信心深さが思う存分描かれていたように思います。
チーズを食べられるように少しでも努力して
ギャルリの家族の為に「スキヤキ」を作る約束をして
その約束を守る為にきっちり帰る。
温かい料理を出す為に。
同時に、利益とかお金とか好条件とかではなく、クロードと交わした大切な約束
「あの着物は絶対に買い戻す」
その約束を果たさせる為に、クロードの目標の為に、自分の幸福を犠牲にしてまで小さいあのお店に帰る。
正に人の鑑のような女の子。
勿論そこには無防備さも存在するし
連れてかれる恐れもあるのに素直に屋敷に向かったのは軽い判断だけど
その分「話さないと分からない」って意識は海外ではなく日本人特有のものなのかなあ、って思ったり。

でも結局彼女を満たしたものは
心から満たしたものは
お金や利益じゃなく「心」「気持ち」っていう眼に見えないものだったんですよね。
それを選んだって事実が観ていて気持ちが良いし、日本人らしい恩義の深さも感じさせてくれる。
原作からして好きなエピソードだったけど、余計な端折りもなく上手い具合に描いてくれたんじゃないかと。
個人的には特に不満のなく
素敵だって思えるエピソードでした。
こういう純粋さは観ていて気持ちが良い。っていうか湯音の気高さが心地良い。




同時に、最後のツンデレクロードにも癒されたり(笑)。
文化の違う二人ではあるけれど
その実向かうところが一緒なのがとても面白いし、楽しい気分になりますね。
目指す方向が一緒なのであれば、きっと全然分かり合えるはずだから。





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