ちろ一家

何やかんやと手のかかるポメ達
「ちろ一家」の面々とチロ姉の毎日。

僧帽弁閉鎖不全症

2015å¹´03月27æ—¥ | ã‚´ãƒžã€€å¿ƒè‡“
2月25日、父ちゃんが帰ってきた時に興奮してからちょっと様子がおかしかったゴマ。

座ったままで…というか、伏せられへん?  伏せようとしてもまたすぐ座った姿勢になる

それから口をクチャクチャ…最初はてんかんかと思ったけど、どうも違うような…

胃から何かが上がってきて、また飲み込んで? なんかそんな感じやった。

しばらく様子見るも一向に治る様子なく…

病院に連れて行くもまだ時間外…ダメ元で電話したら、ちょうど今から手術があるとの事…

1時間ぐらい経った頃、病院から電話あり。 ゴマの様子は変わらずやったので病院へ。

食道に何か違和感があるのかも?との事でレントゲンを撮ってもらった。

結果、食道には異常なし。

ただ…胃に空気が溜まってて、丸く空洞に写ってた。

多分、興奮した時に何かのはずみで空気を飲み込んでしまって…

その空気が上がってきた時(要は「ゲップ」)上手く出せなくて飲みこんだ時にまた少し空気も飲んで…の繰り返しで空気が胃に溜まったのではないか…

で、胃が膨れて苦しくて伏せの姿勢になれなかったのではないか…との事。

お腹の中は他に目につく異常はなく、溜まった空気も時間と共にオナラとして出てくるだろうとの事で一安心。

…したのも束の間…別の問題あり…

ゴマの心臓、左側が少し肥大してた…

この時、聴診器でも特に心雑音は聞こえなかったそうやけど、後日エコー検査を受ける事に。



3月13日 エコー検査

診断結果は「僧帽弁閉鎖不全症」

特にシニアの小型犬が発症する場合が多い病気… いろんな説があるけど、原因はハッキリ分かってないらしい…



エコー検査で分かった事

  ● 僧帽弁 → ほぼ正常に機能している

  ● 心臓の動き → 問題ないが、左心室が少し肥大してるので負担はかかってきていると思われる

  ● 左心室から左心房への血液の逆流 → たまに少量の逆流はあるが殆どないレベル

  ● 心臓の壁の状態・厚み → 正常範囲内

  ● 大動脈と左心房の大きさの比較 → 正常範囲内 

  ● 6段階の「1」 その中でもかなり初期


エコー検査の後の聴診器では「たま~に僅かな雑音が聞こえる…時もある」と言われた

ただしこれは「たまに少量の逆流がある事がエコーで分かったから、集中して僅かな雑音を探してるため」なんやとか…

「前知識がない状態やと多分…分からないと思う」 って言われました

「もしレントゲン撮ってなかったら聴診器だけだと気が付かないレベル」とも言われました

毎年レントゲン検査を受けてる子は別として…殆どの場合は明らかな心雑音が聞こえてから発覚する事が多いそうです

僧帽弁閉鎖不全症は治る事はなく進行していく病気

少しでも早い段階から心臓をサポートする薬を服用すれば、それだけ心臓の負担は少なくなります

だからゴマは今の段階で見つかって良かったんやと思う

ゴマ、この日から薬を飲んでいく事にしました

ACE阻害薬「アピナック 6㎎」を1日1錠、夜に服用

血管を少し広げて心臓の負担を軽くするお薬です

服用後1~2週間ぐらいは食欲が落ちたり、寝てる時間が多くなったりする場合があるんやとか…

これは血管拡張作用で細い血管の血流も良くなるので血圧が下がる事による副作用との事。

もし服用後数日でそんな症状が出たら病院に連絡する事。

…ゴマ、この日から服用してるけど特にそんな様子もなくいつも通り。 なのでこのまま1ヶ月後に再診。






家に帰ってから…院長にいろいろ聞いた事を含め、父ちゃんと今後の事を話し合いました

「いつまでも生きててほしい」…これは誰もが願う事。 

だけど、いろいろ制限して少しでも長く側にいてくれたとしても…それはゴマにとって幸せなんか…


走ったり遊んだりしたら心拍数が早くなり、僧帽弁の開閉も多くなり…結果、心臓の負担は増えてしまうかもしれない

だけど「あれもダメ。これもダメ。」と、少しずつゴマの楽しみを…笑顔を減らしてしまう事はしたくない

ゴマは外で遊ぶのが好き

でも昔から、キラレナみたいに全速力で何度も往復して走ることはしません

いつも数回走ったら満足して、あとはほとんどウロウロしたり休憩したり自分の好きなようにしてる

これからもゴマが走って遊びを誘うなら…その誘いにのってあげたい  


今はまだ全然初期やから今までと何ら変わる事のない毎日です

今後の進行具合や体調を見つつではあるけれど…ゴマが嬉しそうに、楽しそうにしてる事を止めるのはやめようと決めました

許される限り、今まで通りゴマの好きなようにさせてあげたい



温度&湿度管理や食事管理・疲れさせすぎない事・ストレスを溜めさせすぎない・興奮させすぎない…等、

今までと同じように気を付けるべきところは気をつけて…あ、あと長距離散歩の時はカート持参で。

できる事は何でもしよう。




大切なゴマがこれからもずーっとずーっと笑顔で過ごせるように。

















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