Curse priest

Trigger Happy 出張所。D.Gray-manとシャドーハウスのネタバレ感想、アニメ感想を書いてます。

青の祓魔師 第69話「上層部圓卓会議」3

2015-07-08 23:59:35 | é’の祓魔師

今季、忙しくて余りアニメ見てなくて、のんのんびよりとうしとらとギャングスタ位。
ギャングスタもやっと7巻出るとこだし、グロバリバリだし、何処までやるんだろ。
まぁ東京喰種みたくなんなきゃいいや。

青の祓魔師 第69話「上層部圓卓会議」3

場面は日本にリターン。
祓魔塾の授業が終わったあたり。

「では最後に先日の小テストを返します。
 奥村」
「へーい」

雪男に呼ばれて、燐は立ち上がる。

「よく頑張りましたね」
「…え? どーゆーイミ?」

珍しい言葉に慌てて答案を確認。

「おー!?
 すげーいい点。俺すげー!!
 しえみ~俺すげーぞ。お前どうだった?」
「私すごくよかったよ」
「ほう…? じゃー勝負しよーぜ!!」

燐は68点の答案を突き出す。

「フハハ、みろよ。俺の進化を」
「ゴメンね…私も進化したんだ!」
「ウソだろ!?」

100点の答案に燐∑(゜Д゜)ガーン(笑)

「え…お前ってアタマ悪いんじゃなかったの…?」
「薬学は得意だよ!」

結構キツイ評価されてた事にしえみショック。

「もともと自分でつけた名前で解答してたから点数にならなかっただけで、
 全部正式名称に覚え直したし…!!」
「だいたい高校途中編入出来る人は頭悪ないやろ」
「そーなのか」

勝呂に突っ込まれ、真顔で認識を改める燐。
そこに終礼のベルが鳴ったが、雪男は皆を呼び止める。

「すいません、皆さん。まだ話が。
 本日フェレス卿から通達がありました。
 祓魔師認定試験の日程が早まります」
「え!?」
「詳しい説明は後日あるようですが、日程変更に伴って取得希望、
 称号を再度記入、提出してもらいます。
 この用紙に記入した称号が最終決定となりますので、皆さん、よく考えて決断して下さい」

宝くんももらってるが、イミないんでは?

「…何で急に早まったの…?」

いぶかしむ出雲。
実戦に出まくりで、イルミナティのあれこれに接してて、もうほぼ祓魔師みたいなもんだと思うが、
試験は別なのか。学生さんやなあ(笑)

「あ!! 次の悪魔学、野外やった!! 坊と神木さんもですよ!」
「あっ、せやった! スパイは?」
「俺も移動ですけど暗唱術なんでー…て普通に返事してもーた…」

祓魔師試験で忘れるとこだったので、焦る京都組。
志摩くんは張り付いたよーな笑顔。割と余裕。
まぁ試験の合否がどうあれ、既にスパイに就職してる訳だし、
クビになる事はないわな。

「あれっ俺次何だっけ」
「私と同じ悪魔心理学なら移動ないよ」
「あーそーだ。それだ!」

燐は料理うまいけど、その他のあれこれは誰かに世話焼いてもらわないと色々困るタイプ。
三人だけになったので、燐はさり気なく雪男に尋ねる。

「…雪男、お前今日も遅いんだよな?」
「うん」
「夜、何を喰ってんの?」
「え? コンビニとかファストフードとか、栄養補助食品とか…?」

オカン燐があらあらやぁねぇと

「アラヤダ、ずっとそんなんだけじゃ栄養片寄るんじゃないかしら。
 ママ心配よぉ!」
「大丈夫だよ、ママ。
 最近のは結構おいしいんだよ」
「いや、おいしいとかだけじゃなくてね」

燐の冗談に乗る雪男(笑)
外食の食材は安い分、輸入食材ばかりなので燐が心配するのも無理はない。
お弁当作ってあげればいいじゃん。

「ありがとう、でも大丈夫だから」

雪男、思い切り商業スマイル。
その笑顔に驚くしえみ。

「たまには帰るし。その時、何か作ってくれれば」
「あっ、そーー」
「しえみさんも何か進路で迷う事があったら相談して下さいね。それじゃ」
「あ…、はいっ」

雪男が出て行ってから、

「…燐」
「ん?」
「雪ちゃん、どうしちゃったの?」

自分がずっと思ってる事をしえみが口にしたので、驚く燐。

「え!?」
「…なんとなくだけど…雪ちゃん、燐によそよそしくない?
 私にするのと同じ顔をしてる」
「!?…どーゆーイミ?」
「雪ちゃん、私にはいっつも笑顔なの¥
「…あー…あいつ、お前にはカッコつけてるからなー!」

ケッと下衆い笑みを浮かべる燐。

「カッコつけ…」

しえみはその意味を考え、

「私には『これ以上構わないで』って撥ね付けてるように感じる」

雪男、以前は結構しえみに好意持ってたのに、そーゆー風に思われてたんか(^_^;)
まぁ、色々事情があったからなー。
それにしえみが燐を好きってバレてんのに、今まで通り接するとなれば他人行儀な笑顔にならざるえんじゃろ。

「でも、燐や霧隠先生には違うよね。
 小さい頃から知ってる先生や家族の燐には、きっと素直になれるんだよ」

確かに雪男は二人には色んな表情見せてるけど、彼の冷静さをぶっ壊す真似ばっかしてるからで(笑)
つまり、しえみは雪男を雪ちゃん呼ばわりしてるが、友達とは思ってないって訳だな。
(割と長い付き合いだから、案じたり、気遣ったりはするけど)
まぁ、元・憧れの先生(今はただの先生)だから、距離感あるのは仕方ない。
それにしえみの性格考えたら、雪男も気さくな付き合いなんかとても出来ないだろー(^_^;)
正式な祓魔師になって対等な立場になったら、先輩後輩の仲にはなるけど、
やっぱり他人行儀なままな感じがする。

大体、雪男に個人的な友人が一人もいない事に誰も気づいてない、つーか関心がないあたりが、
既にもうどーしょーもないので(笑)

「それなのにどうしちゃったんだろって…わ、私の考えすぎかな…!」

燐は苦い顔で俯いていたが、

「…お前、やっぱ雪男の事よく見てんだな」
「…え?」

雪男と同じ事を燐もしえみに対して思ってんのか。
こういうとこは双子だな。
でも、残念だがしえみは単に目ざといだけだ。雪男を好きって訳じゃないぞ、燐。

燐はため息をつき

「お前の言う通りだ。
 だから、どーしよーもねーよ」
「そんな。
 何か悩んでるか聞いてみたら?
 燐が聞けば雪ちゃんだって…」
「聞いたんだ。
 聞いたら、ああなった」
「!?」

「多分、俺じゃダメだ」
「どうして?」

言ってるうちに燐は思い出した。
こういうパターンは今まで何度もあった。
ただ、燐が深く拘らないようにしてきただけで、何度も繰り返されてきたのだ。

(そうだった。
 そういえば、お前はそういう奴だったな)

以前の雪男は自分の弱さをひどく嫌っていた。
燐の差し伸べる手を屈辱だと激しく拒絶する程に。
自分の弱さを認めるのが怖かったのだろう。

あの張り付いた笑顔は、幼い雪男の怒りと同質のものだ。
燐が心配する言葉は、差し伸べる手と変わらない。
雪男が自分で立って、走って燐に追いつけるようになるまでは、ずっと雪男はああいう笑顔を浮かべ続けるのだろう。

「あいつ、負けず嫌いだから」

僅かな苦さを含んで、燐は頬杖をついた。
雪男の体の弱さを軽蔑した事など一度もない。
ただ一緒に走りたくて、手を伸ばした。
雪男が遅れるなら、同じ早さで走ればいい。
いずれ、燐と同じ速さで雪男が走れるようになるまで。

でも、未だに二人は同じ速さで走れない。
だから、雪男は苛立っているのだろう。


大体、雪男の悩みなんて100%燐絡みで、燐中心に人生回ってるのに、
他の悩みなんかあるもんか(笑)
雪男が感情を露わにするのも燐の事だけだしなー。
くそー、イチャイチャしやがって(笑)

さて、その雪男。
街から遠く離れた放棄されたビル群。
悪霊が跋扈し、崩れかけ、正十字騎士團に封鎖された場所を
深夜、雪男は懐中電灯片手に歩いて行く。

浮遊霊とすれ違いながら、雪男は廃墟の一つに入った。

「…ここは使えるな」

ここで何をしても誰にも邪魔されない。迷惑もかけない。
だから、ここを選んだ。

(今までただ闇雲にこの目を恐れてきた)

生まれながらに悪魔が見える目。
兄からの影響だと言われた。悪魔と接触したからだと。
悪魔が恐ろしくて泣いていたばかりの幼い彼に
獅郎は道を示してくれた。

『雪男。
 闇に怯えて生きるより、強くなって人や兄さんをーー』

守れという言葉は今も雪男の大切な道標だ。
だが、あがいても努力しても、解るのは自分が未だに余りに弱いという事だけだった。
兄を守るどころか、背中は遠くなるばかりだ。

いずれ兄が覚醒してしまう。

それが雪男には何より恐ろしい。
完全に兄に追いつけない。
その手を自分から握るどころか、差し伸べる事すら許されなくなる。
いつも、その日が来るのが怖くてたまらない。

だが、強くなれば、覚醒を遅らせられる。いや、止められる。
兄に頼りきった今の戦闘をせずに済めば、兄は人間に留まれる。

だから、雪男は渇望する。力を。もっと強い力を。

(強くなりたい。
 兄さんよりも)

彼はひとり廃墟の闇の中で立ち尽くす。

次号続く。

力の渇望は転落フラグ(笑)
まぁ、やったー!これで兄さんを超えたぞー!と思ったら、燐が超即効でモアモア進化して、全く燐に及ぶどころか、
反対にまた助けられちゃって、ぢぐじょおおおおおおおお!!!兄さんのばがぁ!!なんて展開になるんでせうな。
そんで、おいでませ藤堂はムカつくので、ルシフェル様に喚ばれたりするのでせう。

悪魔喰いすると強くなるよ、僕みたいにとか藤堂に唆されて、雪男、よろめいちゃったりするのかしら。
「うおおお、悪魔が来たぁ。我を誘えええええ!!」とか稲中卓球部するのかしら。

サタンに乗っ取られたら、アニメと同じだから、それはないか(笑)

大体、サタンの息子さん(認知はされてないが)なのに、悪魔になったら悪魔堕ちって変じゃないか?
悪魔の血が目覚めてよかったねーじゃないのか? まぁまだ判らんけど。

そういや、メフィストが私も腐ってるんですよーとドヤ顔してたが、無茶腐ってるルシフェル様は一体何をして
あんな状態になってるのかしらん。
地上の人間だと肉体が弱っちいので、すぐダメになってねぇーって訳じゃなく、それなりに理由があるのよね?

今回はやっと正十字騎士團の裏側が見れて面白かったです。
やっぱ設定が見れる回は面白いね。



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