Curse priest

Trigger Happy 出張所。D.Gray-manとシャドーハウスのネタバレ感想、アニメ感想を書いてます。

「進撃の巨人」第23話 あらすじ感想「微笑み ――ストヘス区急襲1――」

2013-09-15 12:42:15 | é€²æ’ƒã®å·¨äºº

ラスト3話!!
最終回は「Attack on theater」が当選したんで楽しみです!
福岡、他に行く人おらんのかのぉ。
さて、いよいよ女型の正体が…。

「進撃の巨人」第23話 あらすじ感想「微笑み ――ストヘス区急襲1――」

もうラストなんで、あらすじはありません。
いきなりOPから。

アニの子供時代。
パパと訓練。
アニが特殊な訓練を受けてたせいで、女型が猛威を揮う事になったんですが、
エレンゲリオンが戦えるのもアニの指導の賜物なので皮肉。

まぁ、アニもまさかエレンが巨人なんて思ってなかったろーし、
パパの技術褒めてくれたし、世界を変えようと本気で思ってるとこにほだされたし、
アニも「普通の人間」なんだよね。

「(普通の人間だと)そう思われたい」って呟くのは、彼女の本当の願望だろう。
実際は、それは許されない事なのだし、既に始めてしまった。

で、壁の内側は色々腐ってる。
壁の信者は目がイッテるし、憲兵団は働かないで博打と酒、物資の横流しを日中平然とやるわのクズ揃い。
前線はともかく、内地は未だに百年の平和が続いてて、徴用される事もないから対岸の火事。
また壁が壊されたら…なんて想像もしないか、現実逃避して考えないようにしてるかで危機感ゼロ。

憲兵団は(コネは知らんが)精鋭揃いの筈ですが、初期のジャンと同じく「戦わずに済む」から目指した者ばかり。
「働いたら負け」の軍隊に明日はない(^▽^;)
マルコみたいに「王家に仕えたい」って者もいないのね。
憲兵団の中でもまたエリートしか王家には仕えられないのかな?

そんな中で一人気を吐くマルロ。
珍しくこの堕落した状況を変えたい。組織を立て直す為に出世したいと思ってる。
ただ一人じゃ組織に埋もれるか、弾かれるだけでしょうけど、エレンと同じ目をしてるので、
アニの心を動かす。

アニはこの世界は変えようがないと達観してる割に、エレンやマルロのような「変革」に心奪われる。
多分、変えたいと一番願ってるのはアニじゃないかな?
ムダと解っていても、バカと呼ばれようが、何度でも壁に突進を繰り返すエレン達が、
いつか壁を突破してくれるのを見てみたいと思ってるんじゃないかしら。

自分がその壁の中を滅ぼす任務を与えられてるのに。

だから、恐らくアニの「故郷」も物理的か精神的か知らんが、「壁」に覆われた閉塞した世界なんだと思う。
夢も希望もない。現状を変えられない世界。
だから、エレン達の壁の中も似たような世界で壊しても良心は痛まない。
そういう風に教えられて、壁を壊したんだろう。


でも、現実は違った。
そんな世界の中でも、エレン達のような「変革」を望む者がいて、同調する者もいて、そこにはエネルギーがあった。
それは乾いて凍てついたアニの心を揺さぶったから、アニはついエレンに戦い方を教えてしまった。

恐らく、彼のような人間に生き延びて欲しかったから。
滅ぼそうとしてる側にとって、矛盾した虫のよすぎる願望なんだろうが。

不正を働く憲兵団に突っかかったマルロをかばったのも、無駄なあがきの中の希望を見過ごせなかったからなんだろうな。

アニとマルロの大変重要な会話をオリジナル入れて改変したのは、そこら辺を解りやすくしたかったから?
アニの言いたい事は原作の言葉だと、長すぎるし結論が曖昧。

アニの言葉に、変えるべきは人間でなく、壁の中の仕組みか?というマルロの考えをカットしたけど、これは次回かな?


さて、エレンを逃亡させるのに手伝ってと、アルミンに誘われるアニ。
黒アルミンの才能が開花したのはこの頃から。
今はすっかりゲスミンに(^▽^;)
(49話の描き直す前のアルミンの顔がマジでヤバい(笑)
 諌山先生のブログで見て笑ってしまった)

「全ての人にとって都合のいい人間はいない。
 誰かの役に立っても、他の人にとっては悪い事かも知れないし。
 だから、自分にとって都合のいいのが「いい人」」

「いい人」論争で、気乗りがしないアニを説得するアルミン。
アルミンはアニの正体を薄々気づいて言ってる訳だから、アニも勘づきつつも乗る。
(いざって時の指輪を嵌めるからね)

エレンの影武者ジャンが笑えるジャン(^▽^;)
かつらだけで、結構似て見えるのは二人とも悪人ツラだから?

アルミン達は地下道を降りようとするが、アニは拒否。

「暗くて狭い所はコワイ」

その地下道が何処まで続いてるか解らない以上、アニは降りられない。
それは女型に変身出来ないから。
生身のまま拘束されてしまうから。

降りないと拒否するのはそういう事なので、そこでアニとアルミンの押し問答が始まる。
エレンはまだアニが女型だと信じたくない様子。
子供の頃、アルミン以外友達を作れなかったエレンとは本当に変わったねぇ。

助け合わないとこの世界では生きていけないと思い知ったからか。
自分の為に沢山死んでるしなぁ(´;ω;ï½€)

その仲間を信じられなくなったら、エレンは戦えなくなるからだろう。
自分に戦い方を教えてくれた師匠だし。
そのフォームを前回見て解ってしまっても、まだ余計に信じたくないから。

でも、アルミンはアニがマルコの立体起動装置を持っていた事。
顔だけ確認して殺さなかったこと。
「死に急ぎ野郎」の言葉に反応した事で、もうアニの正体が判ってしまってる。

エレンとアルミンが議論で何とかしようと願う中、それを断ち切ったのがミカサ。
この世界は女性の方が脳筋だ(^▽^;)

「不毛」と吐き捨て、剣を抜いたミカサは悔しいけど、かっこいい…っ。

エレンをさらおうとした女型へリベンジ。
エレンに害をなす者は全て敵。
ミカサは徹底してるよね。
だから、おっかない((((;゜Д゜))))
野良猫ってより、ドーベルマン怒らせるよーなもんだ。


空気が決裂した時、狂ったように哄笑するアニ。
赤い顔をして発情したように頬をほてらせて。
そして、笑う。
恐ろしい。凄まじい笑みが深く刻まれる。

原作は最後までクールビューティなままのアニなのに、アニメアニはここでアニを
遂に破局を迎えた安堵と悲しみで引き裂かれる女の子に変えた。

うーん、この改変はどうなんだろう。
色っぽいし、緊張が切れた絶望感は解りやすい。

だが、俺は原作のギリギリを保ったまま、恐ろしい笑顔を浮かべるアニの方がらしいと思うんだよなぁ。
アルミンの罠に解っててハマって、そういう自分を嘲笑うアニが。

沢山殺した。
前回、流した女型の涙。

自分は大量殺人鬼だから、こんな結末を迎える。
いや、何処かで迎えたかった。
けど、だけど、まだ私は…進まないといけないのだ。

そんな足掻きのような凄まじい笑みは抑制されたままで、爆発しないのがアニらしいと思うんだけどね。
まぁ、アニメはあくまで「視聴者に解りやすい」をモットーにしてるから、この描写に差し替えたのか。

作戦がバレたので、アルミンは空気砲撃って合図。
一斉にアニに襲い掛かる調査兵団だが、巨人化は何処か傷つけばいい。
舌も噛まぬよう猿ぐつわも噛まされたが、指輪は見過ごされた。
アニはエレンに焦点を合わせ、指輪の爪で皮膚を切る。

ミカサはそれに気づいた瞬間、エレンとアルミンの首を引っ掴んで階下にダッシュ。

その瞬間、黄金の火柱が兵士達を、そして街を粉砕しながら屹立した…。

で、次回続く!!!

アルミンの軍師ぶりは凄ぇね。
いくら若かろうが、あっさり採用出来る調査兵団の組織の柔軟性も凄いんだけど。
人材がバリバリ死んで回転が速いせいもあるけど、その柔軟性が兵団を強くしている。

反対に優秀な人材を幾ら入れても持ち腐れ、生き腐れの憲兵団と対照的。
駐屯兵団は調査兵団の留守を代わって守って、巨人と戦ってるので最前線の緊迫感あるけどね。

さて、アニにとって、「いい人」。
人類にとっては最凶の都合の悪い人って誰だろう。
アニ達に人類を滅ぼせと命じた人物はアニのパパじゃなく、その上なんだろうけど、今回は謎のままで終わるだろうし。
いつの時代も下っ端はツライね。

後、マルコを殺したのはアニとは原作じゃ曖昧だったんだよね。
誰かがマルコ殺して、アニに装置だけ手渡し、アニもアルミンの言葉で初めて知った…と思ってたんだけど。

「私は戦士になりそこねた…」というアニの言葉が切ない。
アニもやはりエレン達側に立ちたくて、立てなかった。
狂気のような哄笑はその爆発であるんだろう。

EDカードがもう超かっけええええ!!
いつもは画像載せないけど、たまらんので載せちゃった。
兵長おおおおおおおお!!!



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私も福岡で当選しました! (カレン♪)
2013-09-22 19:49:00
今から映画めちゃめちゃ楽しみなんですが、こういうアニメの映画に、女性1人で行くのが初めてでちょっと不安ですが(>_<)
大好きなアニメなので楽しもうと思います!
返信する
こんばんは (阿佐ヶ谷)
2013-09-23 22:40:46
カレン♪さん、こんばんは!

おお、福岡で当選なさったんですか?
私も一人なんでドキドキです。

会場でお会いできるといいですね!
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