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ASCII コード表のページです。よく使われるものは強調してあります。また背景がグレーのものはコントロールコードです。 ASCII コード ASCII コードはコンピュータで文字を扱うために使用されている、もっとも一般的な数字と文字の割り当て表です。ASCII コードでは英数文字と記号のほか、さまざまな制御文字 (コントロールコード) を使用しています。一番わかりやすい制御文字は BEL (0x07: '\a') でしょう。この文字を表示しようとすると画面に文字が表示されるのではなく、代わりにビープ音がなります。以下に代表的な制御文字を示します。 NUL (0x00) '\0' NUL は C 言語などで文字列の終端を表す文字として使用されます。一般にこの文字が現れた場合には、『無視する』とか『何でもない』といった意味を持ちます。 BEL (0x07) '\a' BEL は Beep 音を

このページでは一般的な C 言語を使用したソケットプログラムの概要について解説します。Winsock や BSD ソケットプログラミングは Java の Socket クラスと違い、かなり低レベルな処理を行わなければなりません。しかしその分 Java よりも柔軟なプログラムをつることができます。 Winsock などの BSD ソケット API ではソケットディスクリプタと呼ばれる整数値を使用してネットワーク間のデータ通信を行っています。ソケットディスクリプタとは、ファイルで言えばファイルデスクリプタのような低レベルな物といえるでしょう。インターネットで使用されるストリームソケットもデータグラムソケットもサーバソケットもすべて一まとめのソケットとして扱われます。 それらのソケットの違いはシステムからソケットを割り当てられてからの処理によります。通常はどのソケットも構築してバインドされるまで

このページではプログラムで使用される一般的なメモリマップを単純化して説明します。特に C/C++ 言語を使用してプログラムを作る上ではスタックやヒープの概念が重要になってきますので、ちょっと難しいですけどがんばって理解してください。 メモリマップ C/C++ (そしてほとんどのプログラム) というのは、アドレスによって一次元化されたメモリ空間の上で処理を行います。しかし、メモリ上に置かれるデータや実行コードはバラバラに存在するわけではありません。実際にはどのように配置されているのでしょうか？ プログラムが使用するメモリ領域というのは、基本的にスタック (Stack)、ヒープ (Heap)、実行コード、そして恒久変数領域に分けられます。もちろんコンパイラやプログラムが動作するシステムによってはこのほかの領域が存在するかも知れませんが、基本的な構造は変わりません。このページで解説する以外の詳細

このページはホームページ閲覧に使用される HTTP について解説したものです。WWW ブラウザも HTTP を使用してページをダウンロードし、HTML にしたがって表示を行っているに過ぎません。すごいことをやっているように見えてプロトコルとしては finger と並ぶくらい簡単なものです。 HTTP Communication 基本的に HTTP というプロトコルはメッセージと言う形式でデータをやり取りするためのプロトコルです。HTTP クライアントは HTTP サーバにリクエストメッセージを送り、サーバはレスポンスメッセージで応答します。リクエストとレスポンスは単なるコマンドだけのものもあれば、要求されたリソースを含む場合もあります。 一般的な HTTP アプリケーションはネットワーク上のリソースを取得するために使用されていますが、本来の機能はこれだけではありません。データをアップロード

このページでは日本語の漢字コードについてのものです。Java では UNICODE が使用されていますが、ここでは Shift-JIS・JIS・EUC 焦点を当て、それぞれの特徴と変換方法などを解説しようと思います。 日本語の種類 元々コンピュータというのは英語を使用する欧米用に設計されたものです。もちろん初期のコンピュータでは日本語なんて扱うことができませんでした。欧米で使用される言葉は英語でもフランス語でも少ない文字 (アルファベットなど) を組み合わせて単語を構成します。したがってコンピュータ用に設計された文字規格も、とても少ない種類しか扱うことができません。 日本語や中国語のような表意文字はとてもたくさんの種類があります。高々 1バイト (0～255) までではすべての漢字を表すことができません。日本語や中国語のような表意文字を使う言語圏では、一つの文字を表すのに 2バイト使用しま