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千島列島・マツア島のサリチェフ火山で今月12日に起きた噴火を、ちょうど約350キロ・メートル上空... 千島列島・マツア島のサリチェフ火山で今月12日に起きた噴火を、ちょうど約350キロ・メートル上空を通りかかった国際宇宙ステーション(ISS)から、若田光一飛行士が撮影した。 火山を覆っていたはずの白い雲が、噴火の衝撃波で押しのけられ、円形に晴れ上がっている。その真ん中に立ち上る白く丸い塊は、噴煙が冷やされてできた巨大な水蒸気だ。噴火直後に起きる現象をとらえた貴重な写真で、米航空宇宙局(NASA)は「火山学者の心を沸き立たせる」と絶賛している。 同火山の大噴火は、1989年以来20年ぶり。若田さんは自身のブログで「宇宙を飛行していると、思いがけない地球の光景に出会うことがあります」と、この写真を紹介している。
2009/06/30 リンク