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「駒込大観音」として知られる東京都文京区の光源寺の観音像を巡り、制作した仏師の遺族が「同意なく像... 「駒込大観音」として知られる東京都文京区の光源寺の観音像を巡り、制作した仏師の遺族が「同意なく像の頭をすげ替えられた」として、同寺などを相手取り、元に戻すことなどを求めた訴訟の判決が28日、東京地裁であった。 大鷹一郎裁判長は「頭のすげ替えは、仏像の重要な部分の改変にあたり、仏師の著作権を侵害した」と述べ、元の観音像の頭部に戻すよう命じた。 訴えたのは、制作者の仏師の弟で、茨城県在住の彫刻家(75)。判決によると、駒込大観音は江戸時代から庶民の信仰を集めていたが、東京大空襲で焼失。同寺の先代住職は1987年、観音像の制作を仏師に依頼し、93年に完成したが、現住職(60)は2003~06年、仏師の弟子に依頼して顔の違う仏像の頭部を作り直し、すげ替えた。 現住職は訴訟で「元の像はにらみつけるような表情で評判が悪く、すげ替えはやむを得なかった」と主張したが、判決は「信者がすげ替えを望んでいたとま
2009/05/31 リンク