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遺作となった「赤線地帯」(56年)の現場で、京マチ子(手前左)ら女優陣に囲まれながら台本に目を通... 遺作となった「赤線地帯」(56年)の現場で、京マチ子(手前左)ら女優陣に囲まれながら台本に目を通す溝口監督(中央) 20作品DVD化 特集上映会 黒沢明、小津安二郎と並んで、日本が世界に誇る映画監督、溝口健二。今年、没後50年を迎え、名匠を再評価する機運が高まっている。8月から作品のDVD化が開始、先週からは特集上映会も始まった。代表作のリメークも企画されている。日本人が意外に知らない「世界のミゾグチ」の魅力に触れてみよう。(津久井美奈) 欧州で根強い人気 溝口監督からの影響については、フランソワ・トリュフォーやジャン=リュック・ゴダールをはじめ、今年のベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した中国のジャ・ジャンクー監督らが口にしている。生誕100年の1998年には欧州各国で大規模巡回展が開かれ、昨年のベネチア国際映画祭でも回顧上映が行われるなど、根強い人気を保つ。 ただ、リアリズムに裏打ちさ
2006/09/27 リンク