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子供でも成熟したオンナでもない「少女」という不思議な存在を描き出す小説で、脚光を浴びている。「み... 子供でも成熟したオンナでもない「少女」という不思議な存在を描き出す小説で、脚光を浴びている。「みんな持っている感情でも、多感なこの世代にすれば鋭敏に書けるはず」。そう語るこの人も、教室でいつも本を読んでいた少女の面影がある。 デビューは1999年。「最初、男性の筆名にしたのは、先入観なしに読んでほしかったから」。痛快なミステリー「GOSICK」シリーズなど、ライトノベルでは既に人気作家だが、昨年、『少女には向かない職業』(東京創元社)で一般小説にも進出。普通の女子中学生に殺人を犯させてしまう孤独や抑圧感が話題を呼んだ。 「ライトノベルではできなかったことを、文体を選んで自由にやっています」 新作の『少女七竈(ななかまど)と七人の可愛そうな大人』(角川書店)では、奔放な母親に愛されない高校生の美少女の悲しみが、古風な文体とともに浮かび上がる。女の人生は<母をゆるす、ゆるさないの長い旅>という
2006/09/20 リンク