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韓国風おでんや、お好み焼きなどから湯気が立ち、吐く息と白く重なる。ソウルは十一月上旬から氷点下の... 韓国風おでんや、お好み焼きなどから湯気が立ち、吐く息と白く重なる。ソウルは十一月上旬から氷点下の寒さになった。でも街のあちこちにある屋台は客が減らない。 客は酒を飲み、隣と体を寄せ合えば防寒できる。頭が下がるのは、たいていは四十歳以上の女性主人の勤勉さだ。アーケードにある屋台の自称六十歳の女性主人は前よりも太って見えた。「たくさん服を着て、食べるのが一番の寒さ対策なのよ」と冗談めかした。屋台を出して二十年以上。「息子を育てる家計の足しにと始めたの」と言うが、子育ては終わったはずだ。昼から午前零時すぎまで働き通しの屋台が生きがいなのだろう。
2013/12/02 リンク