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暫定税率の期限切れによって福田政権は絶体絶命の窮地に追い込まれたとの見方がメディアに溢れている。... 暫定税率の期限切れによって福田政権は絶体絶命の窮地に追い込まれたとの見方がメディアに溢れている。なす術も無く窮地に追い込まれた福田政権を最悪の無能政権と見る向きもある。しかし自公政権の権力は既に昨年の7月29日にほぼ喪失したので、ここで窮地に追い込まれたかのような見方は当たらないと私は指摘してきた。むしろ今回の一連の動きを見ていると、福田総理は自らが置かれた立場を理解しており、自らを窮地に追い込むことで逆に活路を見出すシナリオを描いているように見える。そしてそのシナリオを書いているのは財務省だと私は思う。権力の中の権力と言われる役所が政治のシナリオに深く関わっている事情を説明したい。 まずは繰り返しになるが政治の現状を整理してみる。参議院で過半数を失った与党は予算を通す事が出来ない。予算そのものは参議院で否決されても自然成立するが、歳入法案が年度末までに通らないと欠陥予算になり、通らないの
2016/06/04 リンク