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鈴木よねが寄贈した鈴木商店の蔵書(右)と、その時期やタイトルを記した図書原簿=神戸市中央区楠町7... 鈴木よねが寄贈した鈴木商店の蔵書(右)と、その時期やタイトルを記した図書原簿=神戸市中央区楠町7、同市立中央図書館 明治、大正期の神戸で急成長し、昭和初期に経営破綻した総合商社、鈴木商店の蔵書380冊が大正期に神戸市立中央図書館に寄贈され、現存していることが分かった。本には「合名会社鈴木商店図書印」の蔵書印が刻まれ、閲覧もできる。当時の商社マンたちが、ビジネスのネタ探しなどで読んだであろう本の数々。同館は「約100年前の貴重な本を後世に伝えたい」としている。(高見雄樹) 同館の図書原簿によると、1924(大正13)年7月1日に鈴木商店の女主人、鈴木よねが寄贈した。同館は11(明治44)年の開設後、22(大正11)年に現在地の神戸・大倉山に移転。寄贈はその2年後で、本の寄贈者はまだ少なかった。 寄贈の経緯は不明だが、神戸・栄町通にあった鈴木の本店は18(大正7)年8月、米騒動の焼き打ちに遭っ
2016/09/26 リンク