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HOME>装束の知識と着方>公家の礼法 公家の礼法 装束着用時の挙措振る舞いなど はじめに 武家の礼法は... HOME>装束の知識と着方>公家の礼法 公家の礼法 装束着用時の挙措振る舞いなど はじめに 武家の礼法は小笠原流をはじめ、伊勢流、今川流などさまざまな体系化がなされていますが、公家の場合は形式化された宮中での儀礼を除いて、割合と自由闊達なところがあります。宮中行事の規則や故実に関しては、平安初期の「西宮記」、中期の「北山抄」、末期の「江家次第」をはじめ、数多くの有職書があります。また家々の口伝をまとめた故実書(たとえば一條兼良の「桃華蘂葉」など)がますが、公家の各家が皆これを一律に守っているようなものではなく、皆暗黙の了解として当然の儀礼を形作っていたと言えるでしょう。特に自邸内では、かなり自由に振る舞ったようです。ですから、ここでは某公家の内々に口伝として継承された礼法を紹介するに過ぎないことをまずお断りしておきます。 なお、体系的に故実書で勉強されたい方に最適と思われるのは、三条実冬(