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南側から見たチェルノブイリ原発の原子炉建屋。煙突の右側が2000年まで稼働した3号機で、左側が爆... 南側から見たチェルノブイリ原発の原子炉建屋。煙突の右側が2000年まで稼働した3号機で、左側が爆発した4号機 <99%火力頼み> 1986年のチェルノブイリ原発事故で大被害を受けたベラルーシは今、初の原発建造に向けてひたすら進んでいる。 今年7月にはロシアと建設契約を結んだ。2017年に1号機、20年に2号機を稼働させる。 建設地はリトアニア国境に近い北西部のオストロベツ。コンクリート工場の設営や道路、住宅の建設など関連工事はもう始まっている。 事故でベラルーシは、13万8000人が強制的に家を追われ、20万人が自ら移住した。首都ミンスクの近くで進んでいた原発建設も中止した。 そんな国がなぜ原発推進を選ぶのか。 非常事態省のウラジミール・チェルニコフ局長は言う。「原発の経済性に代わる発電はない。事故が起きないようにすればいい」 隣国では、ロシアとウクライナが国境近くで原発を運
2012/11/08 リンク