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第2章第3節 4．ロシア（1）エネルギー政策をめぐる新たな潮流世界最大級のエネルギー産出国であるロシ... 第2章第3節 4．ロシア（1）エネルギー政策をめぐる新たな潮流世界最大級のエネルギー産出国であるロシアにおいても、エネルギー政策をめぐる新たな動きが見られ始めています。特に、ロシアは、国内の豊富なエネルギー資源に対する国家のコントロールを確立することによってエネルギー資源を戦略物資として活用し、大国としての地位を復活させようとしていると見られています。 2000年に就任したプーチン大統領は、就任直後からこのような政策を展開していたわけではなく、むしろ、2001年11月にはプーチン大統領は米国にブッシュ大統領を訪問し、エネルギー分野での米ロ協力を進めることを宣言したほどでした。この背景には、就任直後のプーチン大統領が外交面で対米協調路線を展開していたことが指摘できますが、それ以外にも巨大市場としての米国市場へのアクセスの確保やロシアの石油生産に対する米国技術の導入といった

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takeori2009/08/20

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