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G・ドゥルーズ(鈴木雅大訳)(2002)『スピノザ―実践の哲学(1981)』平凡社ライブラリー 現代の文化闘争はま... G・ドゥルーズ(鈴木雅大訳)(2002)『スピノザ―実践の哲学(1981)』平凡社ライブラリー 現代の文化闘争はまた、本書で描かれるようなスピノジスト(ドゥルージアン?)とスピノザ的意味での道徳にしがみつく(以外に仕様がない)人々の間での、あくまでも神話(訳者の言う自明性のループによってもたらされた神話)の意義(特にスピノジストにとって許容しうる神話)をめぐっての鬩ぎ合いとして表現できる。神話なき社会(伝統主義者にとっては内態の思想によって常に脅かされている社会)はその存立からして疑わしいし、ポスト啓蒙の時代にあってスピノジスト(そのラディカリズムゆえにスピノザ本人とはあえて言うまい)がそのような社会を本気で可能と考えているわけではないだろう。道徳的な悪(その端的な表現としてはモーセの十戒)が決して根絶されえないように、スピノザ的な「わるい」構成関係も(外態的には)根絶しえない。結局、この