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『丼池』(1963) 傑作。川崎市市民ミュージアムの「人情派バンザイ! 映画監督・久松静児」で観てきた... 『丼池』(1963) 傑作。川崎市市民ミュージアムの「人情派バンザイ! 映画監督・久松静児」で観てきた。浅草東宝なき後、こういう特集はつくづく貴重。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 〈おはなし〉 大阪中心部に位置する繊維街・丼池〈どぶいけ〉で、高利貸を営む2人の女。片や、持ち前のがめつさで戦後のどさくさを逞しく生き抜いてきた丼池筋の顔、平 松子(三益愛子)。そして、自ら“信念”をもって消費者金融業を始めた大学出の美しき才媛、室井カツミ(司葉子)。彼女の父は商人だったが、戦後のモラルなき生存競争のなかで真っ先に食い物にされ、自殺した。カツミの信念とは、父を死に追い込んだ新興商人たちへの復讐だった。だが、合理主義を標榜しながら、中途半端な甘さは捨てきれない。 かつてカツミと婚約していた青年・定彦(佐田啓二)は、やはり大店の跡取りだったが没落し、今は丼池の老舗洋品店「園
2016/07/20 リンク