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米国務省は25日、世界各国の人権状況に関する2008年版の年次報告書を公表し、中国について「依然... 米国務省は25日、世界各国の人権状況に関する2008年版の年次報告書を公表し、中国について「依然としてお粗末で、分野によっては悪化している」と厳しく批判した。 報告書は中国で人権状況が悪化した例として、新疆ウイグル自治区、チベット自治区での「少数民族に対する厳しい文化、宗教の抑圧」を挙げ、昨年春のチベット暴動や8月の北京五輪の際に弾圧が強化されたと指摘。共産党の一党独裁体制の廃止などを呼び掛けた「〇八憲章」に署名した人々への圧力も強めたと非難した。 また北朝鮮についても「底抜けにひどい状態が続いている」と批判。確認が困難としながらも、人権が抑圧されているとの報告は増えているとし「政権は市民生活のほぼすべての側面を管理下に置いている」と強調した。 さらにロシアでは政府の圧力で、言論の自由や報道機関の独立性が損なわれていると指摘。報道に携わる人々にとって「危険な情勢」が続いていると警告した。(
2009/02/26 リンク