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昭和のまま時間が止まったような駅舎に、ひっそりと2両編成の電車が止まっていた。10月31日で鶴来... 昭和のまま時間が止まったような駅舎に、ひっそりと2両編成の電車が止まっていた。10月31日で鶴来(つるぎ)−加賀一の宮間が廃止となった北陸鉄道石川線。路線がなくなると聞き、駆けつけた加賀一の宮駅は森閑とした雰囲気と廃止という言葉が重なって、より哀愁を感じさせていた。(文・写真 康本昭赫) あいにくの曇り空だった10月下旬のある日。金沢市の中心街にほど近い野町駅に電車が入ってきた。車両は昭和40年代、東京で活躍していた東急の7000系。都会を縦横に走っていた車両が地方で余生を送るのはローカル線ではよくあるが、少し違和感を覚えずにいられなかった。 電車から降りて来るのはほとんどが学生やサラリーマン。北陸鉄道企画部の南部敬祐課長(38)が「乗客はほとんど通勤や通学、買い物での利用。生活密着型で、観光客は少ないですよ」と説明してくれた。 北陸鉄道は、戦時色の強まりを受けて昭和18年に石川県内の鉄道