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新聞の用語にも「靖国問題」なるものが存在する。「靖国神社《 》参拝する」というとき、空欄を埋める... 新聞の用語にも「靖国問題」なるものが存在する。「靖国神社《 》参拝する」というとき、空欄を埋める助詞は「に」か「を」か-。「参拝」が「参って拝む」意であることから常識的には「に」ということになろうが、産経、読売、朝日などの新聞には「靖国神社を参拝する」といった表記も頻出し、「に」と「を」が混在している(だからこれらの新聞社の採用試験では、「を参拝」と作文に書いても決して減点とはならない。…たぶん)。 「参拝」にわざわざ「行く」を添えて「参拝に行く」と言ったりすることから考えると、「参拝」はどうやら、「(社寺に)行く」という部分的な義を失って専ら「(神仏を)拝む」意に捉えられるようになったため、「を参拝」が一般化したのではないかと推測している。 古典に目を向ければ、現代口語では「神に祈る」と言うところを、古くは「神を祈る」と言った。『万葉集』には「天地(あめつち)の神を祈りて」や「鹿島の神を
2011/07/17 リンク