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「朴多瓦刺非」。これ読めますか? 幕末の昔、尾張藩14代藩主徳川慶勝(よしかつ・写真下)が記したメ... 「朴多瓦刺非」。これ読めますか? 幕末の昔、尾張藩14代藩主徳川慶勝(よしかつ・写真下)が記したメモに出ていたものだ。答えは「ポトガラヒイ(photography)」、そう、写真のことである。といってもまだ明治になる前だから、当然湿板写真だ。これを徳川御三家筆頭の尾張の殿様が、自分で撮っていたのだから驚く。 慶勝の作品は、山手線目白駅に近い徳川黎明会・徳川林政史研究所に保存されている。研究所は、名古屋の徳川美術館とともに、尾張徳川家300年の美術品、古文書、記録を保管しているが、約1万点あるといわれる写真の中で、いちばん古い1000点が、慶勝が撮った湿板写真だ。 慶勝が写真を撮り始めたのは、37歳のときだという。まだ、下岡蓮杖や上野彦馬も写真技術をつかまえていなかった。いったいどうやってそれを会得したのか。実は慶勝自身が研究の最先端にいたのだった。 ◆歴史の巡り合わせ 日本で最初に写真に手