ネット機器販売のブラックボックスがSOX対策パッケージを売り出せた理由

ネット機器販売のブラックボックスがSOX対策パッケージを売り出せた理由

米情報通信関連販売会社の日本法人、ブラックボックス・ネットワークサービス（東京都大田区）が06年8月...概要を表示 米情報通信関連販売会社の日本法人、ブラックボックス・ネットワークサービス（東京都大田区）が06年8月末、SOX法（企業改革法）対策パッケージの販売を開始した。SOX法に関する説明、サーバールームなど物理的施設の診断と対策アドバイス、リスクコントロールマップの提供とその活用法などから構成される、このパッケージの価格は50万円である。 「そんな新商品・サービスの話は別なコラムで書け」と言われそうだが、実はこのパッケージは自分達の経験を基に作り上げた。米国での実経験を売りに日本版SOX市場の開拓に乗り出す外資系ITベンダーやコンサルティング会社は数多く見受けられるが、よくよく話を聞けば米国本社の担当者が経験したこと。日本版SOX法対応に伴うIT関連市場（IDCジャパンによると約7000億円）をいち早く取り込むために市場参入するものの、実務を経験した日本法人の担当者はそれほど多くだろう。もちろん、