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筆者のITアーキテクト像を示しておきたい。一言でいえば、「高い技術知見に加え、ビジネスとのバランス... 筆者のITアーキテクト像を示しておきたい。一言でいえば、「高い技術知見に加え、ビジネスとのバランスが取れる技術者」である。今回はそのビジネスとのバランスを考える上で、試金石となる問いを示したい。それは「ビジネス上必要なら技術者として信じていない答えをしてよいのか」である。 筆者の経験を話そう。もう10年以上前になるが、当時所属していた会社の上級マネジャーがセールスを行うのに同行したときのことだ。研究開発部門に所属していた筆者は、こうした同行は初めてのことだった。訪問先で筆者はWebベースの新技術を使ったソリューションを紹介し、なかなかの好感触を得た。 説明の最後で質問を受け、先方の利用部門の部長から「今後、取り扱う製品数が大幅に増える予定だが、問題はないのか」と問われた。データ量がどれだけ増えても性能に影響を及ぼさないか、との質問だと解釈した筆者は、「製品数が想定以上に増えると性能は低下し
2011/04/26 リンク