「情報窃取型マルウエア」に2025年は注意、ランサムウエアとの併用で脅威高まる

「情報窃取型マルウエア」に2025年は注意、ランサムウエアとの併用で脅威高まる

日経BPは2025年の経済・技術・消費トレンドを総力を挙げて取材・予測します。雑誌・Web各メディアでの特...概要を表示 日経BPは2025年の経済・技術・消費トレンドを総力を挙げて取材・予測します。雑誌・Web各メディアでの特集、未来を見通す書籍・調査レポートについてはこちらの特設サイトをご覧ください。 情報窃取型マルウエアはその名の通り、感染した端末からWebブラウザーに保存してある認証情報や、OS（Operating System）の情報を盗み出すマルウエアだ。「FormBook」「RedLine」などがよく知られる＊3。 情報窃取型マルウエアは以前から存在するが、最近になって被害が増えているもようだ。2024年12月には、駐車場決済サービスを手掛けるシードが同年10月に公表した会員情報の流出の原因として挙げた。Googleは「2025年には世界的に脅威が増す」と予想＊4し、警戒を呼びかける。 認証情報を盗み不正侵入に利用 三井物産セキュアディレクションの吉川孝志上級マルウェア解析技術者は、情報窃取型マ