ランサムウエア攻撃の脅威は今後も続く、「ブラフの脅迫」に気をつけろ

ランサムウエア攻撃の脅威は今後も続く、「ブラフの脅迫」に気をつけろ

企業や組織にとって、2024年も「ランサムウエア攻撃」が最も大きな脅威だったといえるだろう。情報処理...概要を表示 企業や組織にとって、2024年も「ランサムウエア攻撃」が最も大きな脅威だったといえるだろう。情報処理推進機構（IPA）が毎年発表している「情報セキュリティ10大脅威」の組織向け脅威では、2021年以降1位の座をキープしている。2025年も1位になるのは間違いない。今後もランサムウエア攻撃への備えが欠かせない。 ランサムウエアは「付け足し」に ランサムウエア攻撃は、データを暗号化するマルウエア（ランサムウエア）を使ったサイバー攻撃である。ランサムウエアとは、ランサム（ransom：身代金）とソフトウエアの造語。ランサムウエアを使ってコンピューターのデータを暗号化して、復元に必要なデータ（鍵）やツールが欲しければ金銭を支払うよう脅迫する。 最初のランサムウエア攻撃は1989年に出現したといわれる。当時はランサムウエアが収められたフロッピーディスクが郵便で送られてきた。その後、配布方法はインター